- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480689757
感想・レビュー・書評
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子の試験問題で取り上げられたということで借りたもの。しかし、この分量で半生を描くってのは、さすがにちょっとしんどいな。それぞれの人物像もほとんど見えてこないし。それにしても、どの部分が問題になったんだろ。
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私はアレルギーがあるので、実花ちゃんの気持ちが少しわかる気がします。
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あくまで中高生向けだった。
学校、家族、そして自分に、がっかりしながら大人になっていく。
でも実は、
仕事、恋愛、結婚、そしてやっぱり自分…
大人になってからもがっかりは続いていくんだよ、と思ってしまった。 -
重い喘息持ちの少女、実花。行事のたびに発作が起き、諦めなければいけない日々に「がっかり慣れ」している。そんな実花の成長を、小学生、中学生、高校、その後と描いている。
喘息で休みがちなせいか少し変わった子で、誰にも理解されない淋しさに気付いている。その気持ちを誤魔化せないまま成長していく苦しさが描かれていて、とても面白かった。すごく読みやすくて、中高生にオススメ。 -
ぜんそくで学校行事の日に休むことが多い実花。教室内の様子を見る目は、「休んでしまった次の日」をすごく感じさせます。自分のこと、親のこと、女の子の友だち、男の子の友だち、いろいろ悩める中高生におすすめします。学校の先生になりたい人にも読んでほしいなとも思います。
(一般担当/うっかり行進曲)