- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480815552
作品紹介・あらすじ
ある日から音楽活動も執筆も全てやめた。妻の病気が判明したから。『たましいの場所』の著者が妻に贈る鎮魂エッセイ。渾身の書下ろし。帯文=宮藤官九郎、神藏美子
感想・レビュー・書評
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どんどん読んでるけど、ぶっ飛び過ぎててついて行けないw
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まず泣く。
どんだけハードルあげても泣く。
「ほんまにぃ?」
「いやいや、泣きます。」
で、素直な嘘のない文章は説教臭くない。
「この人に共感しないと」とは思わせない。
内容に共感できないところがあっても、違っていいんやと安心する。そして安心できたことでその人と話したくなる気になる。
「うまさを感じさせるというのは、下手以上にみっともないことだと思っちゃう」(引用)
最近、引っかかってたこと。
時々YouTubeなんかで歌とかギターのうまい人の映像見ると「なんかなぁ」と思う時がある。
それは嫉妬だから言わないんやけど、嫉妬してると思われるから言わないんやけど、その違和感は「感じさせ感」やったんかなとちょっと思った。
おそらく当人は「うまいやろ?」という気はないかもしれんけど、「ありのまま見てください」でもないと思う。そういうことやったんかなと思う。
早川さんの本を読んで、いろいろ整理できました。 -
早川さんをよく知る人が読むか、そうでないかで評価が大きく分かれるだろう。感動した。
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胸をぐっと掴まれるような思い。
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嘘のない文章は美しい。そして音楽になる。
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早川義夫さんが亡くなった奥様に捧げた本。早川さんの文章は嘘がなくて飾らない。音楽と同じように心を揺さぶってくる。亡くなった人の魂は親しかった人たちの中に少しずつ入るのかもしれない。
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自分勝手でめちゃくちゃでだけど、とことんあけっぴろげで、偽りがない。ほんとうに奥さんのことが好きだったんだろうなとまっすぐに思わせられる。