- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480816863
感想・レビュー・書評
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流石の読書量と記憶力。私も本が好きで、老後は日当たりのいい部屋で、日がな一日読書をするのが夢だ。たくさんの本と作家が登場する。興味惹かれたものも多く、ぜひ読んでみたいと思った。
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鈴木敏夫さんが読書家なのを、この本の存在と同時に知った。言わずと知れたジブリのプロデューサーが、読書に対してどのようなことを考え、どのような本に刺激されたのか知りたい
#読書道楽
#鈴木敏夫
22/11/14出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3ILzp6N -
司書としても蔵書構成を考える上でとても参考になりましたし、なによりどうやったらあのような大仕事を成し遂げてこられたのだろうという点からも非常に参考になりました。やはり読書は大切だということを実感した次第です。
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自分の知識が浅いと思い知らされた。
広く見聞を広げたい。 -
一つの分野で秀でた方の思想は本当素晴らしい。あのジブリの名プロデューサーが振り返る読書遍歴。
実に奥が深い作品。人はジブリ作品を普通のアニメとして肩肘の力を抜いて見ているが、背景には筆者鈴木敏夫氏と高畑勲氏そして宮崎駿監督の読書遍歴、蓄積が大いに影響している。
ある作家の思考の背景にある他の作家の力。それを見抜く力がすばらしい。タッチとあしたのジョーとか。
それなり深く読書してきたつもりであったが、その道を極めた方々には本当に敵わないと良く分かりました。 -
スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫さんの半自伝的読書録。
いろいろな作家さん編集者さんたくさんの人達が登場してきて名古屋人というのに私の出身が岐阜なので興味深い一面がありました。 -
ジブリも人並みに好き、ウィリアム・モリスのいちご泥棒の装丁に惹かれて読んでみたものの、半分も理解できていないと思います…。昭和の空気を味わっていない世代はもっと分からないかも。もちろんそれ相応の知識と教養があれば理解できるんでしょうが、ほとんどが肌で感じる時代の話です。索引を見て興味があるものはボチボチ読んでいこうと思います。8,800冊…生涯かけてもこんなに読めないだろうな…。
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岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00630798
「読む。生きるために、読む。」
スタジオジブリのプロデューサーによる、半自伝的読書録。
(出版社HPより) -
読書の量と幅の広さ、それに大著、中身の濃い本もひょいと手に取っているような気楽さで語られるあたり、楽しかったね。全集とか、なかなかぜんぶ読もうとか思わないよなぁ。こういう人の話を読んだり聞いたりすると、なんというかもっと本を読みたいなぁという気分になるね。俺、ぜんぜん読書量足りてないじゃん。
加藤周一について語られていたけど、少し前に読んだ佐藤優と松岡正剛の対談ではあまり感心しないなんてゆわれていたんだよね。俺自身、加藤周一はほとんど読んだことがないんだけど、父がけっこう読んでいたのを記憶している。鈴木氏も年齢みたらうちの父と三歳くらいしか違わないからさ。そういうの、世代というのもあるのかもしれない。改めて、加藤周一という人の本を読んでみようかな、なんて思ったね。自分の父が傾倒した人でもあるわけだし。 -
p.182 本に出てくる野生の人がそこにいたんですね。
だから、僕は「趣味はなんですか」と聞かれたら、「宮崎駿です」と答えるんです。社会人類学者のように宮崎駿を観察し、この人は何者なのかを探求する。映画作りも面白かったけれど、その探求作業も同じ位で面白かったんです。それはいまだに続いていますね。
p.189 例え『路上の人』なんかは、キリスト教の異端の問題と、ラブストーリーを組み合わせたお話だけど、女の方がいたんで、男はそうじゃない。そうすると燃えますよね。