フラナリー・オコナー全短篇 上

著者 : フラナリー・オコナー 横山貞子

• 筑摩書房 (2003年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

短篇の名手として名高い米女性作家が描く、暴力と殺人とユーモアと恩寵と。個人全訳で贈る初の全短篇集。

感想・レビュー・書評

[ルビー婆さんの感想 · 2016年9月14日]

善人はなかなかいないという短編集を読んで、この本を手に取る。

好きだなぁ。
何度も読みたくなるだろうから中古本で購入した。

人によって好き嫌いがあるらしい。
そうだろうな、癖がある、毒がある。冷ややかな目線で書かれているように思う。
嫌いな人は嫌いだろう。

もちろん、下巻も買った。全部読みたい。

〈収録作品一覧〉
善人はなかなかいない
河
生きのこるために
不意打ちの幸運
聖霊のやどる宮
人造黒人
火の中の輪
旧敵との出逢い
田舎の善人
強制追放者
ゼラウニウム
床屋
オオヤマネコ
収穫
七面鳥
列車

[マエダさんの感想 · 2015年12月15日]

絶版本。オコナーの本はことごとく高価。
原書の電子書籍なら安くで手に入る。

短篇集「善人はなかなかいない」
・善人はなかなかいない
・河
・生きのこるために
・不意打ちの幸運
・聖霊のやどる宮
・人造黒人
・火の中の輪
・旧敵との出逢い
・田舎の善人
・強制追放者
初期作品
・ゼラニウム
・床屋
・オオヤマネコ
・収穫
・七面鳥
・列車

[dnwtkysさんの感想 · 2011年11月7日]

南部の空気感が十二分に出ている。南部やキリスト教の知識がないと理解しづらい。いくつも理解できない話があった。

[はっこさんの感想 · 2005年12月7日]

『賢い血』に比べると少し甘い気がしました。