内発的発展論の展開

著者 :
  • 筑摩書房
3.17
  • (1)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 32
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480857323

作品紹介・あらすじ

それぞれの文化の伝統と生態系に根ざした、多様な発展としての内発的発展論を、国際的視野・学際的考察から追究、構築する画期的な研究書。社会学の基本図書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 佐藤ゼミで活用されていたが、諸事情で読めなかったので、市立図書館のでまた再読しておきたい。

  • 分類=社会・経済。96年4月。

  • 「先進国」、「途上国」にとって発展とは何であるのか?近代化論を乗り越えるべく書かれた好著だと思う。資本主義もマルクス主義もキリスト教圏で生まれた思想であった。アジアにはアジアなりの発展の仕方があるのではないか。そのような疑問を持った私に答えを与えてくれた本。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

●鶴見和子(つるみ・かずこ) 1918年生まれ。上智大学名誉教授。専攻・比較社会学。1939年津田英学塾卒業後、41年ヴァッサー大学哲学修士号取得。66年プリンストン大学社会学博士号を取得。論文名Social Change and the Individual:Japan before and after Defeat in World War II(Princeton Univ.Press,1970)。69年より上智大学外国語学部教授、同大学国際関係研究所員(82-84年、同所長)。95年南方熊楠賞受賞。99年度朝日賞受賞。15歳より佐佐木信綱門下で短歌を学び、花柳徳太郎のもとで踊りを習う(20歳で花柳徳和子を名取り)。1995年12月24日、自宅にて脳出血に倒れ、左片麻痺となる。2006年7月歿。

「2015年 『地域からつくる 内発的発展論と東北学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鶴見和子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×