都市景観の20世紀: モダンとポストモダンのトータルウォッチング

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480861108

作品紹介・あらすじ

骨と皮建築、鳥かご建築、はらわたぬき建築、カフェテリア手法、テレビ景観…現代都市を彩るこれらモダニズム/ポストモダニズムの建築たち。豊富な図版と実例をとおして20世紀都市景観の変遷をたどり、底に流れる思考と理念を解読する。

感想・レビュー・書評

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  • エドワード・レルフという人物は些細な事象も見逃さずにツッコミを浴びせる芸人のような人物である。当然良い意味で。

    20世紀以降の都市景観はよく言えば多様に、悪く言えば無秩序になった。何故そんなことになったのか。著者は鋭い観察眼を持ってその原因を暴いている。読んでいると、いかに現代の景観が表面上の、見た目だけのものにとどまってしまっているかが見えてくる。

    文体も少々コメディチックで、危機意識に欠けるかもしれないが読んでいて面白い。

  • 目次
    序―景観へのゼネラルアプローチ
    未来への回顧―1890年代に描かれた二十世紀後半の景観
    建築における旧様式と新様式―1880年~1930年
    近代都市計画の発明―1890年~1940年
    第一機械時代の日常景観―1900年~1940年
    建築におけるモダニズムと国際主義―1900年~1940年
    幻影の時代の景観―1930年~現在
    機能分離都市の計画―1945年~1975年
    企業化する都市景観―1945年~
    モダニスト建築と晩期モダニスト建築―1945年~〔ほか〕

  • 未読

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