大切な人が病気になったとき、何ができるか考えてみました (単行本)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480878915

感想・レビュー・書評

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  • いろいろ工夫が その人の心のビタミンになる
    人を元気に出来るのはやはり人と人との繋がり
    出来る事に気付かせてもらいました

  • 以下、本文より

    ・人に弱音を話してみる
    「他の人にも話しなさい。みんな、いろんな経験をされているから」

    ・相部屋のベッドで自由に動けない人も家族の写真がいつでも見られるように、ベッドの上に吊るせるフックがあったら、家族の(写真をプリントした)Tシャツだけでなく、家族写真を吊るしたモビールも作ったのに、と思った。

    ・もしものときの救急搬送バッグ
    今までの病院からの情報をA4サイズのクリアファイルに入れ、緊急のときに誰でもわかるように赤い十字と「救急搬送バッグ」という大きい母児を、エコバッグにアイロンプリンとで印刷した。ファイルには、病歴メモや、今までの救急搬送したびょういんからもらったデータや、血液検査の結果やお薬手帳、保険証、印鑑も入れている。ヘルパーさんも救急隊員さんも私も、いざというときすぐわかるように、つるしている。

    ・「ほっと袋」のお見舞いをもらってから、私も生徒の真似をしてちょっと疲れていそうだなと思った友人にカードと一緒に紅茶やハーブティーのティーバッグを1,2袋、封筒に入れた「ほっと一服便」をときどき送っている。

  • 916
    闘病記の棚

  • 参考になった部分があってよかった。

  • 力がなくなってきた人の、意思表示のやり方。人差し指を上げ下げする。それにより、痴呆ではないと、医者にわかってもらえた。そんな身近なエピソードがたくさん。

  • デザイナーの著者が医療に対してできること、やってみたことを綴られている。患者が言葉で意思表示しなくても、人差し指の上げ下ろしでYes Noの意思表示ができることを発見されるなど、患者本人の視点に立った工夫が、写真付きで紹介されている。一人一人に合った教育を目指す特別支援教育にも通じるものを感じました。

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