マイクロパワー革命―IT革命の次はこれだ!

著者 : 柏木孝夫 金谷年展 橋本尚人

• 阪急コミュニケーションズ (2001年6月30日発売)

作品紹介・あらすじ

スーパートリオが話題の「燃料電池」などマイクロパワーが引起こすあるべき21世紀ビジョンを描き切る!日本経済再生の本当の答えがこの中にある。

感想・レビュー・書評

[図書館利用者さんの感想 · 2022年5月10日]

IT革命の次はこれだ！マイクロパワーMicroPower Revolution2001年6月5日初版である。

[chapさんの感想 · 2012年4月11日]

１１年前に出された本だし、３１１以前なので今とは話が違う部分もあるが、先を見越して書かれているので入門書にはぴったり。　会社の蔵書から。

[カリブのきつねさんの感想 · 2009年7月18日]

水素社会を考えたとき、マイクロパワーが生きてくる, 2004/9/25


現在、燃料電池やマイクロガスタービン、マイクロガスエンジンなどが開発され、商用化されようとしている。これらのマイクロパワーの概要、現状、将来への期待について書かれている。
マイクロパワーのメリットとして、単に商品による省エネ効果だけでなく、日本経済への影響、環境問題のソリューションへの影響、コミュニティのソリューションとしての影響について考察されている。
特にコミュニティのソリューションとしてのマイクロパワーの効果が興味深い。現在、マイクロパワーと対極にある原子力発電が様々な問題を抱え、増加は難しい状況にある。この原子力問題の解決手段としてマイクロパワーに可能性がある。
その点からもマイクロパワーに期待したい。
ただ、本書の期待をよそに、燃料電池もマイクロガスタービンもややもたついている気がする