投資信託は運用会社で選べ! 主要運用会社31社の実績と評価2010年度版
- ユナイテッド・ブックス(阪急コミュニケーションズ) (2010年6月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484103051
感想・レビュー・書評
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新しい(?)投資信託の選び方。
まず、運用会社の評価を行い、次に、その中でのファンドの評価を行う、というプロセス。
運用会社の評価を行うという点が新しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
運用会社の観点から投資信託商品を選ぼうという本ですね。
これまでの投資家の買い方を否定し、どうして利益が出ないのか、どのように投資商品を選べばいいかということを運用会社の視点から説明しています。
評価項目は9つ、レーティングや資金流出入状況、ファンド本数/マネージャーなど納得のいく指標から31の運用会社を分析している点において、一読の価値があると思います。
しかしながら最大の問題点押して、日本で扱っているファンドしか扱っていません。例えばManやテンプルトンのファンドの成績を知りたい人も多いでしょうが、残念ながら全く触れられていません。
切り口と指標が非常に斬新で良いモノであるので、残念です。海外の商品まで扱ってい解析してくれていれば☆4^5程度は付けられると思います。
そしていまどきアクティブファンドもないでしょ…ETF一択です。なので☆2にします。 -
この本の最大のポイントは、第4章以降の投資信託の主要運用会社の実績や、得意とする分野、投資方針などが掲載されている点である。
投資信託は販売会社と運用会社は異なる。しかし、私達は、投資信託の製造元である運用会社を知らないで投資していることが多い。本当は、投資信託を実際に運用している運用会社の実績を知らずして、投資することは危険なことなのだ。
だが、どうやって、投資信託の運用会社の比較をすればよかったのだろうか。一般の人々には至難の技ではないだろうか。第一、この本にあげられている31社を見つけることさえ困難だろうし、どんな指標で比較してよいかもわからない。
この本は、そうした個人投資家にとって、まさしく「こんな本が欲しかった」と言えるものではないだろうか。
もし投資信託をこれから始めようと思う方がいるのなら、せっかくこのような本が出たのだから、それぞれの運用会社の特徴やパフォーマンスを一読してからでもよいのではないだろうか。
一家に一冊、脇において辞書的に備えておきたい。 -
★フィデリティがやはりいいのか★投信を商品で選ぶのではなく、運用会社で選ぶ。確かに当たり外れの大きい商品よりも信頼はできそう。個人ではできない分析なのであると便利。
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ネット無料公開版で読みました。
運用会社の評価データより、運用会社の歴史、販売会社批判の方が面白かった。(データの羅列はどうしても飽きてしまうので…)