老舗を再生させた十三代が どうしても伝えたい 小さな会社の生きる道

著者 :
  • CCCメディアハウス
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484122236

感想・レビュー・書評

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  • ブランディングになんとなく興味は持っていたが、このような本を読むのは初めてだった。当たり前だけど、なるほどなぁと思うことも多くあり、論理的に構築していくことで埋もれた価値を輝かせることもできる可能性に魅力を感じた。本格的に勉強してみたい。いつかブランディングが自分ごとになった際にはもう一度読み返してみたい本。

  • コンサル自慢本。
    中川政七商店は好きだけど、この本は残念。ま、仕方ないか。

  • まあまあかな。

  • 書いてあることは普通、奇をてらったものはない。ビジネス書に読み慣れている人やきちんと経営学を勉強したひとや会社で実務をやってる人には目新しいことはない。
    ただ、自分としてものづくりの部分は、専門外だったため参考になる点が多かった。

    伝統工芸産業や家族経営の中小企業は、まだまだ基本的なことが出来ていないのかもしれない、と思わせる内容だった。

  • ブランディングの基本と実例がわかりやすく書いてある。

  • 話題の新商業施設「KITTE」にも出店した「暮らしの道具」を売る中川政七商店。その十三代目の若社長が行っている伝統工芸を扱う中小企業コンサル5社の話。
    焼物や鞄、刃物にカーペット・・・とそれぞれ1億~7億程度の売上高の小さな会社が、これから生きるべき道を一緒に考え、導いていく。5つの会社は状況も分野も違うけれども、まず財務状態を把握して、在庫管理を改善し、その企業の強みの分析から「ものを売る」だけではなく、「ブランド」を作っていくという方法論。
    事例があっての実践的な中小企業の商品政策が面白かった。 

  • さすが、自ら経営者として実践されてこられたから
    全てのページから本当のコンサルの雰囲気を感じ取ることができる本。

    企業経営者とくに先代からバトンタッチされた若手経営者の方
    には参考になると思います。

  • 思いがだいじ

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著者プロフィール

1974年生まれ。京都大学法学部卒業後、2000年富士通株式会社入社。2002年に株式会社中川政七商店に入社し、2008年に十三代社長に就任、2018年より会長を務める。業界初の工芸をベースにしたSPA業態を確立し、「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、業界特化型の経営コンサルティング事業を開始。現在は学生経営×地方創生プロジェクト「アナザー・ジャパン」や志あるブランドを世の中に届ける共同体「PARaDE」を提唱。「カンブリア宮殿」「SWITCH」などテレビ出演のほか、経営者・デザイナー向けのセミナーや講演歴も多数。著書に『奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。』『ブランドのはじめかた』『ブランドのそだてかた』『経営とデザインの幸せな関係』(日経BP)、『日本の工芸を元気にする!』(東洋経済新報社)。

「2023年 『中川政七商店が18人の学生と挑んだ「志」ある商売のはじめかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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