電気代500円。贅沢な毎日

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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484132068

作品紹介・あらすじ

「太りすぎた生活」から「究極のシンプル」を目指して-。冷蔵庫も洗濯機もエアコンもない、本当の豊かさを感じる日常。東京に暮らす普通の主婦が実践する、古くて新しい、身の丈生活。

感想・レビュー・書評

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  • 著者の「もたない捨てないためこまない」という本を読んでみたいのだけれど人気らしくて、図書館では「大」予約待ち状態なので、とりあえずこちらを借りてみました。

    以前、どこかの書評でこの本を知りました。
    すごいな、という言葉しか出てきません。
    ブログも拝見しましたが、彼女から学ぶことはたくさんあります。

    ・・・というか、いろんな方から、学ぶことは多し、なんですけどね(苦笑。

  • よかった。タイトルからまるで電気代の節約の本みたいに思ってしまって、読むのが遅くなってしまったのが悔やまれる。電気のことだけじゃ全然なくて、とてもいい本。考え方や生き方の本。洗濯機、掃除機、冷蔵庫がない、と最初からきて、おおっと思っていたけれど、ウコッケイを飼っています、ときて、本当におおーーー!と思いました。エコだ自然だといっていて、ウコッケイを飼える人がどれほどいるでしょうか。生みたての卵を食べます。これは贅沢ですって書いてたけど、ほんと、そうだよなー!って。それで生ゴミがでない、というのも、ほんとうにエコ!家の中で完結してるのがすごい。その他にも、1季節3パターンの服で過ごすっていうのも、すごく納得。最近私も「1季節3パターンの外出着があればそれで充分よな?」と思い始めていて。本当に実践してる人がいる!!と思ってうれしくなりました。なんか色々服がほしくなる、必要な気がしてしまうけど、そんなに沢山っていらないし。特に、仕事とかして毎日出かけるわけじゃなくなってきたら、本当にそんなにいらないわけで。
    あと、やっぱりこういうシンプルな生活をしているから、頭の中もスッキリしているんだろうなーと思いました。本の内容もスッキリしている。以前布おむつの本も読んだけど、それも必要なことすべてが載っていて、すっきりしていて有益な情報もあって、すごくよかった。
    今の布おむつ生活やその周辺の生活の事、アズマカナコさんの本を読んだことをきっかけに広がっているのもあるし、感謝。
    これだけ自然派なのに肉を食べるのを不思議に思っていたら、昔厳格な玄米菜食をしたこともあっての今に落ち着いているってみて、すごく納得。
    携帯がないっていうのもいいなぁと思いました。
    「ネットサーフィンをすることもありません」というのもかっこいい。SNSもないようにしてるのも、いい。
    年賀状もいらないと思っていたけど、やっぱり復活させようかな、と思ってきました。
    これはこの方の生き方、考え方の本。素敵な本。
    こんなに質素が好きな奥さんで、夫はどう思っているのかな〜?とか余計なことを考えてしまいました。いっぱい稼いで奥さんに楽させてあげたいとか、そういう思考にはならないなー。それよりきっと一緒に人生を生活を楽しむって方にいくんだろうな。

  • 冬に使う暖房器具が、火鉢というのにかなりの衝撃を受けました。
    最近流行りの断捨離や、シンプルライフとかの本のもっともっと上を行く内容でとても面白かったです。
    火鉢で暖をとって掃除は箒、洗濯は盥に洗濯板。
    ほとんどの人が不便だと感じる生活に、楽しさを感じられる。
    これこそが本当の「豊かな心」というものなんだ!と、今までよく分かってなくてもやもやしてた視界が開けた気分で、1人感動してしまいました。
    私も将来ウコッケイを飼って暮らしたいです。

  • 東京の一軒家。お金をかけずに手間をかける。今あるものに感謝、だから今がベスト、満足。

    判断基準や生活技術、コミュニケーション力がないから、お金に頼るしかないんです。

  • ふむ

  • 2020.09.13

  • 平均的な収入の四人家族でありながら電気代が月500円――。そんな驚きの生活を送っている主婦による、身の丈に合った生活のすすめ。
    いきなり冷蔵庫も洗濯機も掃除機もないという話題から始まり、最初から衝撃を受けた。電子レンジもエアコンもないという。すべてを真似するのは非常に難しいが、掃除機の代わりに箒と雑巾を使うのはすぐに出来そうだ。
    その他にも、あらゆるモノをゼロベース(ないのがデフォルトという視点)で考え、「既にある物でどうにかする」精神を実践している例が豊富に紹介されている。
    やはり昔ながらの日本の暮らしは良いものだなぁと羨ましく感じた。今後は、更にモノを減らすと共に、増やさない努力を一層払おうと決めた。

    覚えておきたい点:
    買物をするときには、それを捨てるときのことを考える。

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  • オンデマンド&フリーマテリアル vs リミテッドマテリアル&工夫の構図
    =今あるものでどうにかする

    節約・質素倹約をしなければならないは無理、楽しい生活が重要 ←価値観に依存、生活の本質が何か?を考えるべき
    生活の本質=衣食住の本質か?たくな
    衣=暑さ寒さをしのぐために身につけるモノ
    食=生きていくための栄養をとるための行為?
    住=

    人と一緒に食をたのしむことを通じて、精神的に豊かになることは認めている

    宅配ですむ=外に出ない=人と会わない=関係がきはく=孤独 ←この論理は正しいか?

    地産地消

    モノとお金の交換よりも気持ちの交換=交流があったほうがいい これは?
    生産者の顔がわかることでモノに対する認識ができ、この認識の作用=価値が発生するという理屈か?
    対価はモノに対してお金、生産者の気持ちに対して気持ち

    制限があることで想像力、創造力がゆたかになる
    選択しが多すぎるとだめ、という考え方と同じ、

    循環型

    生活中心+必要な仕事→仕事中心+らくな生活

    電気代500円、全インフラ代5000円

    本当のセーフティーネットはアナログな手段が有効

    顔の見える事物、手に取れる事物に価値=手に取れる事物は認識がうまく行われるので作用しやすいということか?
    、情報、モノ、コト

    世界情勢も大切だが、それ以上に身の回りの情勢も大切=ご近所づきあいは大切

    あらゆるモノは地球上にある以上、循環させる必要がある ← これは重要かも

    大切なのは自分で生きるちから

    老後の不安=今の生活(量的に豊かな生活)が失われる不安 → ゼロベースの生活なら不安なし
    ←余分なお金が悩みや不安を連れてくる これは面白いかも

    自分の支払ったお金がどこにいくのか?
    対価がどこにいくのかを考えて使う これもまた面白い いいね!てきな発想に通じるかも

  • 筆者の生活拠点が、東京という交通の便も良く冬は雪の少ない地域と大変恵まれているので、月々光熱費が500円でも生活可能なのだと思った。冬の北国では絶対無理だ。ただシンプルに生きるというポリシーは共感できた。

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