- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484211121
作品紹介・あらすじ
世界で初めてHSP(とても敏感な人)を提唱した著者による正しく自尊心を高める方法。
本書はアーロン博士が長年続けてきたHSP研究をベースに自己評価が低い人が陥りがちな思考回路を具体例として挙げながら、自分を捉え直し、自己肯定感を上げるための思考法、ワークなどを紹介。自己評価の高低は自分を瞬時にRanking(格付け)することによって起こる。
したがってポジティブ思考など目先の見え方を変えるテクニックは持続しないどころか、悪化させることもある。むしろ必要なのは、他者と自分の関係を正しくLinking(位置づけ)すること。それによって正しく自己評価し、自分を好きになれるようになると著者は指摘する。
感想・レビュー・書評
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ランキングとリンキングについての説明が腑に落ちる点が多くて、学びがあった。
自分の中で無意識にランキング付してしまうこと、自分を守るために自己防衛を行なってしまうこと、自分自身もよくあるので、なるべく避けられるようにしていきたい。
ただ、具体的な方法はちょっと実施が難しいかなーと感じた。 -
ランキングとリンキングという対比概念を持ってきて、ひととひととのつながりで治療していこうというカウンセリングの試みである。自分の低いランク付けを修正していく試みとしての臨床心理士の方略である。チェックシートもわかりやすいので、低い自己評価で問題を起こしている人にはぴったりであろう。
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翻訳ものなのでちょっと読みにくい⁈と思いつつ。慣れてきたら具体例も多く共感・納得しながら読み進められます。
歳を重ねるにつれて深くなる自己否定や無価値感にちゃんと理由があることを認識できて、自分と向き合う事の大切さを感じます。
今は通して読んでいるけれど、本来は章ごとに立ち止まり、いろいろ書き出しながら時間をかけて取り組みたい内容。
いつも過小評価に陥って、人からの褒め言葉や好意を疑ってしまう…こうゆう自分を変えられるかもしれないと思えて良かった。