ニューヨークが教えてくれた“私だけ"の英語―― “あなたの英語"だから、価値がある

著者 :
  • CCCメディアハウス
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784484222127

作品紹介・あらすじ

自分の英語に自信が持てるようになる1冊。
あなたの英語が「ヘン」なんて、誰にもいわせない。
子どもの頃から英語に興味を持ち、英語が大好き!
高校時代、満を持してアメリカ、ウィスコンシン州に留学するも、なんと「ストレート」という単語が通じず驚愕。
そのうえ、まわりの人の話すスピードがとんでもなく速く、耳にするのは知らない単語ばかり。
「私は、ばかなの?」自問自答する日々はやがて──。
2大ロングセラーシリーズ、英語マンガ『奥さまはニューヨーカー』(幻冬舎文庫)と、英語入りエッセイ「ニューヨークの魔法」シリーズ(文春文庫)の著者は、いったいどのように英語をモノにし、活かしているか。
そして、英語を学ぶあなたへ伝えたいこととは。
著者がはじめて語る、英語の学び方、活かし方、使い方。

感想・レビュー・書評

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  • 中学生の頃から英語が大好きで「英語を話し、世界の人たちと友達になりたい」と思っていた岡田さん。家族の反対を押し切ってアメリカの高校に留学。その後、青学に入学。準国費でアメリカの大学へ留学。さらに世界中から人が集まるニューヨークの大学院へ進学。そして、新聞記者を経て作家・エッセイストになった。そんな女性が、英語を話せないと悩む人たちにおすすめするのは「中学英語」。完璧に話そうとしなくてもいい。世界には英語が母語じゃないひとがたくさんいるし、実際に聞いたり話したりすることでますます英語は上達する。
    わたしも、職場にフィリピン人の同僚がいたときはよく英語を使っていた。勉強と思わずとも英会話が(少し)できるようになった。彼女がフィリピンに帰り、仕事でもほとんど英語を使わなくなり、英語力は右肩下がり。いまは家事や子育てに追われ、なかなか英語を学ぶ時間もなく、本書で久しぶりに英文に触れた。やっぱりわたしも英語が好きだ。日本人とは異なる考え方や文化(たとえば、フィリピン人の同僚はオクラが嫌いで、なぜなら「鼻水みたいだから」。わたしの家でアボカド料理を出したときは「アボカドの種かと思った。フィリピンだとアボカドはもっと大きい。あと、アボカドは牛乳と砂糖を混ぜて食べる」!)が知れるから。
    本書で知らなかった英語表現をたくさん知れたので、使う機会があれば(いや、機会は作るものか!)使ってみたい。

  • 英語の苦手意識を克服するためのヒントが満載。
    英語を母国語とする人は世界の数パーセント。それ以外の人は日本人同様に苦手意識を持ちながらも気持ちを伝えるために恥ずかしがらず、気負わず英語のコミュニケーションにチャレンジしているということを改めて認識。
    伝えたいと思う気持ち、笑顔、お節介な気持ちなど地球で暮らす全ての人を隣人として助け合うことを教えてもらった。語学の枠を越えて、あたたかいエピソードの数々に触れられた。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000060280

  • 英語を学ぶこつが満載。著書の体験を通して語られているので説得力がある。何度も読み直したい。

  • ほっこりする話ばかり。語り口が優しいので、とてもおだやかにさわやかに最後まで読めた。
    英語を習得する過程について詳しく書いてあると思ったが、そこまでの記述はなかった。

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著者プロフィール

作家、エッセイスト。
読売新聞アメリカ現地紙記者を経て、現職。高校、大学、大学院で各々米留学。85年からニューヨークに住む。現在は、東京とニューヨークを行き来しながら執筆を続ける。
著書に、『ニューヨークのとけない魔法』をはじめとする「ニューヨークの魔法」シリーズ(全9冊、文春文庫)、『泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなし』(清流出版)、『奥さまはニューヨーカー』シリーズ(全5巻、幻冬舎文庫)、『アメリカの家族』『ニューヨーク日本人教育事情』(ともに岩波新書)などがある。

「2022年 『ニューヨークが教えてくれた"私だけ“の英語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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