- Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
- / ISBN・EAN: 9784487799336
感想・レビュー・書評
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天使というのは神の使いだ。神の声を人間に伝えるため、天上界と俗世界を行ったり来たりする。キリスト教だけでなく、ユダヤ教やイスラム教の経典にも登場する天使は、ヨーロッパ人にとって非常に身近な存在である。それだけに天使をかたどった像や絵が無数にある。この本は天使を訪ねるヨーロッパの旅行記。 著者はキリスト教美術史を学んだ人らしいが、同じように見える天使にもさまざまな意味や物語があることを知るだけでも興味深い。
ヨーロッパ旅行で定番の観光地である教会をはじめとした宗教施設。行ってはみるものの、あまりに観るものがありすぎて、またなにをどう見ていいかわからずにいることは少なくない。日本のガイドブックでも教会の詳細な説明は、まずない。「天使」という、誰でも興味をもてるイコンに目をつけて一冊の写真エッセイ集にしたことで、ヨーロッパ旅行に新しい見方を提示した。写真もエッセイも本人。写真によっては観光途中の撮影といった感じのものもあり、この本で十分とはいかないので、やはり実際に自分の目で見ておくべきだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヨーロッパの写真と色んな天使を集めた写真、雰囲気が好きな本。
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天使を求めて、イタリアフランスドイツetcへ。紀行だがやはり男性、甘い文章にはならず、読みやすい。
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ヨーロッパ各国の天使の意匠を紹介している本。写真ばかりではなく、旅行記っぽい感じで、けっこう好きです。
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図書館で借りた本。これでもう少し解説が面白ければ☆四つ。画像は美しく、そもそもこのコンセプトで企画を立てたことに拍手vヨーロッパ各地の天使像または装飾の写真集。