このまま100歳までおいしゅうございます

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  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487805617

作品紹介・あらすじ

食を愉しみ、酒も煙草も愛する。88歳の食道楽の健康診断はいまも悪いところがまったくなし!その上手な生き方とは。

感想・レビュー・書評

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  • 女子栄養大学出版部では『栄養と料理』の編集長を10年間勤め、のちに女性ばかりの編集プロダクションを設立し、多数の書籍や雑誌を編集し世に送り出してきた、当時88歳の著者による自叙伝。
    1942年に女子栄養学園(現・女子栄養大学)を卒業。

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  • 黙祷。

  • チェック項目6箇所。平成17年に政府が「食育基本法」を制定したとき、「食べることまでお上が口を出すなんて、とんでもない」と私は怒ったが、その後、さまざまな現状を見聞きするにつれ、致し方ないと思うようになった、戦後、日本の家庭の食卓が乱れて「何をどれだけ食べたらよいか」という大切な基本も忘れられてきた結果、目も当てられないほどの惨状になっている。生まれてから人生の最期まで、人の体は毎日の食事からつくられる、つまり食事の内容が命を決めているといってもいい、ところが毎日の食事が当たり前すぎて、ただの習慣になってしまうと、みんなその大事なことを忘れがちになる。日本が長寿世界一になったことがあるのは、医療の発達だけに負うものではない、お米やそれ以外の穀物、発酵食品、青魚など、世界が見習うべき伝統的な食文化が日本にはある、それを重んじない手はないでしょう。仕方がないので小学四年生の長女に下の三人を預けて出勤する以外なかった、心配してもきりがないのでナンクルナイサと家を出た。戦前までは女性がお酒を飲んだり、煙草を吸うことは、特殊な人たちは別として許されなかったことだった。私が日本のインドレストランで必ず飲むのがラッシー、ヨーグルトと牛乳を合わせた冷たい飲み物で、良質タンパク質源の牛乳が材料だし、日本人に不足しがちなカルシウムや、カルシウムの消化吸収率を高める乳糖のほか、ビタミンAとビタミンB2が含まれている。

  • 「食は命と思うべし」から始まる健康人生の十か条。まったくその通り、健康の王道だと思います。肉食、酒、タバコとパワフル、パワフル。

  • 大正生まれとは思えないですね。
    お酒もたばこも嗜んで本当に100歳までお元気なんじゃないでしょうか。

    ご両親のこと、子供の頃のことから仕事の話など半世紀をつづりつつ、料理やダイエット、食文化の話まで。
    面白うございました。

  • 「おいしゅうございます」という名文句で料理バラエティ番組を盛り上げた料理記者である自身の生い立ち、また高齢になりながらも健康な体を維持し続けている背景等を記してた本。まず、この本の字の大きさにびっくりさせられるが、高齢者にも読みやすいように配慮されているためであろう。「栄養と料理」というどちらかというと栄養士を目指すような人が読むイメージが強かった雑誌を私たち、普通の主婦や食に興味のある人たちにも読みやすい雑誌に成長させた名編集長でもある。まだ女性が社会進出することが珍しく、風当たりも強かった時代に記者として、またその後は自身の会社を興して仕事と家庭を両立させ続けているということにも驚かされる。最後に自身の食生活のことにも触れられているが、若き日に勉強した栄養学を身をもって実践されてこられた結果とも言えるのだろう。

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著者プロフィール

食生活ジャーナリスト・1923年東京生まれ。55年、主婦の友社に入社、料理記者となる。その後、女子栄養大学出版部『栄養と料理』編集長を経て、79年、(株)エディターズを設立、料理に関する書籍・雑誌を手がける。フジTV系「料理の鉄人」に審査員として出演、「おいしゅうございます」のことばが話題に。現在もTV出演、執筆、講演活動などで全国を飛び回っている。著書に『沖縄時間』(大和出版)、『東京五つ星の手みやげ』(東京書籍)など多数。

「2005年 『老いは楽しゅうございます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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