俺とおまえの夏の陣: 政宗と小十郎と小十郎

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  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487808359

作品紹介・あらすじ

「オレが守りたいのは、城ではなく、御屋形様でございます」

戦国時代の風雲児・伊達政宗と、その家臣で智勇を兼ね備えた武将・片倉小十郎(初代・景綱、二代目・重長)を主人公にすえ、二人(三人)の関係を軸に戦国末期を駆け抜けた武将たちの戦いを描くバディ系歴史ノベル第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 僕とあいつの関が原につづいて、こちらは伊達政宗とそれに仕える片倉小十郎親子のお話。前作は様々な立場の主従ペアが入れ替わり立ち替わりするため、なかなか没入出来なかったのだけれど、こちらは小十郎がメインでシンプルに進むため、物語としてより楽しめた。
    そして、こちらを読み終わった直後に、朗読劇「俺とおまえの夏の陣」を見たのだけれど、泣けた…良かった…。伊達政宗公が小十郎に鎧を贈るシーン。御屋形様の思いやりも感動したし、それまでクソ生意気だった息子・重長が父親の心を受け継ぐシーンでもあり、涙が堪えられなかった。
    この作品、正直なところ小説としてはそこそこの作品だと思う。けど、とても舞台映えする作品だというのは、間違いない。

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著者プロフィール

脚本家・作家。1987年生まれ。代表作にTVドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』、映画「ヒロイン失格」、「センセイ君主」などがある。小説『脳漿炸裂ガール』シリーズは累計発行部数60万部を突破するなど、映画、テレビドラマ、アニメ、舞台、小説等、ジャンルを問わず多岐にわたる執筆活動を展開している。

「2022年 『恋せぬふたり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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