ミケランジェロ・ブオナローティの生涯 (Artist by Artist)

  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487813261

作品紹介・あらすじ

ルネサンスが生んだ天才芸術家ミケランジェロの生涯を、弟子にして同時代最大の論客、ジョルジョ・ヴァザーリが描き切った評伝が刊行!

《ピエタ》、《ダヴィデ像》などの彫刻、また《システィーナ礼拝堂天井画》などの絵画作品などで知られイタリア・ルネサンスの頂点に君臨し、「神に愛された男」とも称された芸術家ミケランジェロ・ブオナローティ(1475年3月6日~1564年2月18日)。
その生涯を、同時代の画家・建築家にして、評伝作家として知られるジョルジョ・ヴァザーリが描く『画家・彫刻家・建築家列伝』より、シングルカットして単行本化。図版多数で主要作品を網羅。

〔Artist by Artistシリーズ〕

日本で知名度が高く人気のある芸術家の生涯と作品を、同じく知名度のある同時代の執筆者が描く。貴重なカラー図版満載で紹介するシリーズ。

美術史上の巨匠たちについて解説した本は数多くあるが、そのほとんどは現代の美術史家、評論家が書いたものである。
本シリーズは、そのような巨匠たちを同時代人や身近で観察してきた人物たちが描いたものであり、対象である芸術家について知ることができると同時に、当時を知る者たちの肉声を聞くような、歴史的に貴重な証言にもなっている。
また、カラー図版を多数掲載し、判型はハンディなので、読みやすく持ち運びもしやすい。
内容も古くなることはなく、巻頭に現代の第一人者による序文があるので、定着した美術史上の評価・解釈を知ることもできる。

既刊:
『フィンセント・ファン・ゴッホの思い出』byヨー・ファン・ゴッホ¬=ボーゲル(ゴッホの弟テオの妻) 
ISBN978-4-487-81324-7 C0070
『エドゥアール・マネを見つめて』by エミール・ゾラ(小説家、フランス自然主義、『ナナ』など)
ISBN978-4-487-81325-4 C0070

感想・レビュー・書評

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  • ローマの宗教的な権力=教皇と、フィレンツェの新興の世俗権力=メディチ家との間を往還した、ルネサンスの偉大な芸術家ミケランジェロの生涯。

    著者ジョルジョ・ヴァザーリはミケランジェロの年少の僚友。
    言われてみると西洋美術史の本の中にこの名前を見かけた気がします。
    彼もまた芸術家であると同時に、歴史上重要な著述家なのですね。

    この本は彼の語るミケランジェロに、現代の美術史家デイヴィッド・ヘムソールが解説をつけ、林卓行東京藝術大学准教授の監訳と「はじめに」、翻訳は西川知佐さん。

    そして私レベルの読者が一生懸命読むべき本ではないと思いました。
    ヘムソールさんや林准教授のような美術を専門に研究する人が引用した部分を読む程度でいいかと。
    ヴァザーリの位置があまりにミケランジェロに近すぎて、教祖と信者みたいな、あるいは後援会長とか応援団長とか。
    面白い部分も確かにあったにはあったけど。

  •  
    ── ヴァザーリ/林 卓行・西川 知佐・訳
    《ミケランジェロ・ブオナローティの生涯 20200706 Artist by Artist》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4487813263
     
    (20210915-1107)
     

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著者プロフィール

著者:ジョルジョ ヴァザーリ
フィレンツェの画家、彫刻家、建築家、著述家

「2020年 『レオナルド・ダ・ヴィンチを探して』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジョルジョ・ヴァザーリの作品

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