- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488019921
作品紹介・あらすじ
闇に関する蔵書を売ってもいいという手紙をくれたトッドモダンの屋敷の女主人のもとに向かう、魔使いとトム。だが、そこで彼らを待っていたのは……。好評シリーズ第十弾。
感想・レビュー・書評
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ぼくはトム。七番目の息子の七番目の息子だ。戦争で焼かれたチペンデンの師匠の家の再建が、ようやく始まった。でも、焼失してしまった代々の魔使いの蔵書は、もうとりかえしがつかない。そんなとき、トッドモダンの屋敷の女主人から、闇に関する蔵書を売ってもいいという手紙が来た。ルーマニアからもどったかつての魔使いの弟子ジャッドの紹介もあり、師匠とぼくは蔵書を見にトッドモダンに向かったが…。魔王との最終対決を前に、強力な闇のしもべがトムを襲う。人気シリーズ第十弾。
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2014.12
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師匠グレゴリーからもやっと一人前と認められつつあるトムだが、同時にそれはグレゴリーの衰えを表しているということで…。
毎回、これ以上はないというくらいの危機に瀕するトムなのだが、今回もそれに違わず、もうだめかと思わせられることもしばしば。
魔王封印に関する重要な情報も手に入れることができたが、それは、トムにとって受け入れることのできない内容で、次巻以降ますます苦しむことになりそう。 -
10巻目となると、さすがに内容がだらけてくるかな・・とも思いましたが、
いやいや
ますます絶好調!
今回の敵は、ルーマニアの魔女、吸血鬼。
アリスや、魔女の暗殺者グルマルキンを協力して、「魔使い」らしくなってきたトム
トムの運命は、果たして魔王を永久に葬り去ることができるのか??
12巻が最終巻という事で、期待してます。