孤島の来訪者

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 86
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488028183

感想・レビュー・書評

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  • 23/2/28〜3/1

    前作主人公とは別で、レナの従兄弟が主人公。

    復讐のために3人殺害する予定とのことで、倒叙ものかと思ったらそうではなかった。
    自分の手で殺したかったのに、と悔しがり、しょうがなく推理するのが面白い。

    挑戦状のあと、偽の謎解きをして真犯人を安心させてから追い込む、そして黒幕の正体まで、あっという間の展開でとてもよかった。

    凄惨な遺体は前作にもあったが、今作はマレヒトにより食い荒らされるのでさらにむごい。
    犯人が謎の生物で気持ち悪かったので、個人的には、前作の方が面白く思えた。

  • シリーズ第2弾との事だが、前回との繋がりはほぼ無かった。
    孤島のクローズドサークルで次々と人が殺されていく。昔からの因習があり、宝探し的な謎解きもあり、私の好きなものの詰め合わせのような作品だった。
    犯人が宇宙人で、ターミネーター2の悪役のような姿形というのが面白かった。
    次にいつ自分が殺されるかわからないハラハラ続き、面白くて一気に読んだ。
    最後の謎解きで、えー、えー、とたくさんの謎解き爆弾投下されて、最後までたのしめた!
    最近の作品では1番好みの作品

  • 特殊設定ミステリだけれどちゃんと本格している。
    赤色の話が少し分かりづらかったな。
    ずっと吠えられてるからあの人かと思っていたけれどいつ入れ替わったかは分からなかった。

  • 終盤の二転三転!

  • かなり飛躍した特殊設定でしたが、内容は本格的ミステリーで、ちゃんと伏線もあり、回収されるのもよかったです

  • 面白かった。帯に特殊設定とは書かれていたが、このようなものだとは。ちょっとエイリアン映画みたいなのを想像してしまった。でもちゃんと本格ミステリーなのだ。伏線の回収、そういえばそんなことが、と気付かされることが多くある。この著者のファンになった。

  • 設定が面白い

  • 犬神家の一族シリーズ第2作。今回は孤島での特殊設定ミステリーだった。今回の特殊設定は人間を食べる生命体のようなものが存在し、それに対する条件が複数存在するなかでどのようにしてその生命体が人間を食べるのかという人狼ゲームのようなものを見ているようなスリルのある展開だった。ラストには続きが残っていて、全ての伏線を回収したので読了後も後味が良かった。

  • 面白かった。
    45年後が大変だけど。

  • 前作未読、予備知識なしで読んだ。
    今年クローズド・サークルものをたくさん読んだけれど、こういう展開は無かったので、私にとっては新鮮で非常に面白かった。次回作が出たらぜひ読みたいと思う。

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