定本 北条民雄全集 下 (創元ライブラリ)

著者 :
制作 : 川端 康成  川端 香男里 
  • 東京創元社
4.67
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本棚登録 : 18
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (524ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488070090

作品紹介・あらすじ

川端康成にその才能を見出され、「いのちの初夜」で世を震撼驚倒せしめながら、癩院で二十四年の短い生涯を終えた天才作家が、いのちの極限から、その魂の内奥を赤裸々に吐露した随筆、感想、日記、書簡(師と仰ぐ川端康成との往復書簡、計九十通をはじめ、中村光夫宛等が含まれる)および、友人らによる追悼記を収録。解説=奥野健男

感想・レビュー・書評

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  • 好きなんですよね、書簡が。日記が。
    出た時に買ったので、ぼろぼろ…。

    柔らかい気持ちになれる、川端康成と北条民雄の書簡。

    青山二郎のこの文字の表紙も好き。

    川端康成が「先ずドストエフスキイ、トルストイ、ゲエテなどを読み、文壇小説は読まぬこと。」と彼にいったそうだが、子供の頃のピアノの先生の「綺麗な曲だけこの子には聴かせるように」と親に言っていたのと重なって聞こえる。
    それでも北条民雄は、最後の二年、フロオベエルとドストエフスキイの書簡だったようだが。

    今、岩波文庫で、北条民雄が出てるらしい。
    読んでみようかと。

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