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- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488103095
感想・レビュー・書評
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ヴァン・ダイン9作目。
ヴァン・ダインの作品はいつも、殺人事件が起きるところから始まるが、今回は殺される人が最初に喋っているシーンが有るのが印象的。今ではこういう形式が一般的と思うが、当時としては凄かったのだろうか。
古典的パズラーとしてみると、そこまで難しく無いかな?と言う印象。動機の面など、ちょっと疑問を感じる点はあるが、よくできているのだろう。 -
ヴァンスもの。競馬が終わった途端、賭けに失敗したことで自殺してしまうものがでるが、それは巧妙な殺人だとヴァンスは指摘する。全体的になかなか面白い作品で、犯人はちょっと驚かされました。トリックに関してはさほどあるわけではありませんが、後期の作品としては面白い作品でした。もっとも、前半は競馬関連のことですが、その競馬が密接に事件にかかわってこないのは、ちょっと今までの作品とは違う感じがしますね。
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高層アパートの屋上で頭を打ち抜かれた男。発砲は2回のはずが銃声は1回。
そしてその後金庫室で見つかった看護婦。彼女はガスにより殺される寸前だった。
犯行を見破ったと宣言した夫人が毒殺されるにいたり真相を見破ったヴァンスの仕掛けた罠。
2009年2月19日再読
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