007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)

  • 東京創元社
3.30
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本棚登録 : 204
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488138097

作品紹介・あらすじ

英国が誇る秘密情報部で、ある常識外れの計画が持ち上がった。ソ連の重要なスパイで、フランス共産党系労組の大物であるル・シッフルを打倒せよ。彼は党の資金を使い込み、ギャンブルで会計の穴を埋めようとしていた。それを阻止し破滅させるために送り込まれたのは、冷酷な殺人をも厭わない007のコードを持つ男――ジェームズ・ボンド。巨額の賭け金が動く緊迫の勝負の裏でめぐらされる陰謀。007初登場作を新訳でリニューアル!

感想・レビュー・書評

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  • ソ連
    ル・シッフル
    スメルシュ

  • タイトルを見ただけで、クリス・コーネル"You Know My Name"(映画『007カジノロワイヤル』の主題歌)が頭の中で再生される。筋立て自体は、原作の方が圧倒的にシンプルだけどね。

  • 映画シリーズの原作だが、映画のような、ド派手さは、ないかな。
    国の金で、最高レートのギャンブル、男には耐えられない拷問。お前にはスパイは無理だと言うことを教えてくれる小説。

  • 第82回アワヒニビブリオバトル「【復路】お正月だよ!ビブリオバトル2022」第21ゲームで紹介された本です。オンライン開催。
    2022.01.03

  • 有名な007シリーズ原作
    この作品でかの有名なジェームズ・ボンドが世に出たのである。
    映画や音楽は見聞きしたことがあっても、原作を読んだことは無い人は多いのではないだろうか。
    読みやすく、映画とはまた違った味わいがある。
    是非読んでほしい

  • 3.4

  • 007って原作小説があったのだね。
    そして、ダニエル版本作での「あの」拷問シーンは、原作どおりであったのでした。

    訳は新しいけれど、さすがに古い時代の小説ということもあり、ヴェスパーさんがあまりにも古典的な「女」であり過ぎました。

    全体としては、ダニエル版映画作品のほうがヴェスパーさんも魅力的で面白かったです。
    でも、中編小説としては十分楽しめる内容でした。

  • サクッと解決するかとおもいきやのこの展開。びっくりはしたけど、これはこれで、心地がよい。フレミングに触れたことがこれまでなかった友人に紹介しようかな。

  • カジノの一歩の引けないようなシーンや、拷問の先の見えないシーンなどは面白く見れたが、終盤のリンドとの場面が長々と続いた感覚があった。
    リンドの正体には驚いたが、終盤の情緒不安定ぶりがあってあまり好きにはなれなかった。
    前半はワクワクして読めた。

  • 拷問者がマッツ・ミケルセン様→拷問されかけくらいまでならあり? ル・シッフルの小者感が何故か却ってお素敵(だからそれは、絵がマッツ・ミケルセンだからだろ)。

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