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- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488175047
感想・レビュー・書評
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霊視した予言を現実化するために行われた誘拐。この計画が成功すれば霊媒師マイアラは一流の仲間入りができる。幻の名作といわれてきたが、いたってコジーでシンプルだ。謎解きやホラーを期待してはいけない。心霊とミステリを融合させたこの小説はのんびりとお茶を飲みながら味わうエンタメ小説である。
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全く知らない作家なのだけれど、創元推理文庫ならたまにアタリもあろう、そしてなにより、主人公が霊媒師であることに惹かれたのだった。
犯罪の経過自体に目を見張らせるものがないものの、けっこう読ませるから不思議だ。
ページを繰るごと、霊媒師とその夫の計画は破綻してゆき、その愚かな行状に苦笑しつつラストに至る、・・・・・・・なるほど、そういうオチですか。
面白し。
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