- Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488282011
感想・レビュー・書評
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ユダヤ教徒美人に、実はユダヤ人のタフガイ刑事というのは・・・出来過ぎ展開
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ピーター・デッカー&リナ・ラザラス・シリーズ第1作。
アメリカのユダヤ教徒コミュニティを舞台としたミステリだが、謎解きよりも、知られざる彼らの暮らしぶりに興味が引かれた。衣食住のかなりな部分に宗教的な制約がある生活は、わたしたちからすると窮屈に感じられる。ごく普通のキリスト教徒として育った刑事ピーターと、敬虔なユダヤ教徒であるリナとの関係が今後どうなるのか気になる。 -
友達にきっと好きだからと勧められて読んだ一冊。
はい、好きでした。
ユダヤ教の神学院で起こった犯罪を巡る警察小説、といえばそれまでですが、犯罪の捜査そのものよりもユダヤ教の世界観の特異さが際だちます。
宗教はその世界の人の中では普通であり必然であることが外から見ると異質に見える、そんな描写が面白かった。
犯人探しはさておき、宗教的な違和感とその受容の過程がますます面白くなりそうなので、きちんと順を追って次巻から読んでいこうかなと思いました。 -
普通に面白かったです。
さらっと読めるミステリじゃないかと思います。
ユダヤ教ってこんなにいろいろ制約があるとは知りませんでした。 -
ユダヤ教の女性とアメリカ人警官の恋愛模様が背景にある、サスペンス?
これはおもしろい!結構残虐に人が殺されてるんだけど、あんまり嫌な気がしないでさらりと読める。
ユダヤ教について色々知れた。夫婦の営みの前には女性はミクヴェという聖なる水に浸かるらしい。トルコにもそんなのあったような・・・
続編が読みたいけど、古本屋になかなかない。