探偵の秋あるいは猥の悲劇 (創元推理文庫 M い 1-2)

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488404024

感想・レビュー・書評

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  • 3-

  • 岩崎正吾のパスティーシュ第二弾、もちろんエラリー・クイーンの「Yの悲劇」が本歌である。氏は、物語を日本に置き換えているので、探偵は、どさ回りの田舎役者である。当然耳が遠い。だってドルリー・レーンのパクリなんだから。
    シチュエーションも極めて似せてはいるのだが、いかんせんどうしてもどんくさい。そこが面白さでもある。

  • 謎が少なく物足りない。

  •  探偵の四季シリーズの2作目。一作目が、どうしても見つからない(涙)一作から読みたかったのに…。
     本歌取りって、ある意味ネタばれしてる。それをどういじって、もってくかっていう所が面白いんだけど、その意味ですごく成功してる作品だと思った。うん、面白かった。一気に読んじゃった。だもんで、どこにあるんだ一作目ーー!!(爆)読みたいよぉ。

  • 甲府有数の名士・八田家の当主が癌の告知を苦にして自殺した。当主が遺した「死のノート」い操られるかのようにして次々と起こる事件の行方は?本歌取りミステリ第2弾<探偵の四季>第2幕は『甲府のドルリー・レーン』煽りにみせられて読みましたが、トリック云々より、文章の読みやすさがよかったですね。ちょっとした時間にちょこちょこ読むには最高ですよ。「Yの悲劇」を読んで、どれが本歌になってるか考えるのも楽しいです。

  • 探偵の四季シリーズ第2弾。「Yの悲劇」の和風パロディに大笑いしているうちにしんみり。

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著者プロフィール

編著者:(いわさき しょうご)早稲田大学教育・総合科学学術院特任教授。専門は、多文化・多民族共生教育、ロシア・東欧・中央アジア5カ国の教育。

「2018年 『多文化・多民族共生時代の世界の生涯学習』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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