ブルーローズは眠らない (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488406226

感想・レビュー・書評

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    続編。
    今度も【現実ではありえない密室】
    ルールを破らないでファンタジー要素を盛り込んだ密室トリック。

    でもどちらかと言うと密室トリックより【誰が】に重点を置いたミステリ。

    【誰が】犯人なのか。

  • まぜまぜ

  • 前作が登場人物誤認による一点トリックだったのに対し、今作は時系列、性別、殺害現場に大きなトリックを用いた。
    なにより犯人を警察から引っ張てくるとは思わなかった、完全にノーマーク。 申し分ない出来。

  • 両親の虐待に耐えかね逃亡した少年エリックは、遺伝子研究を行うテニエル博士の一家に保護される。彼は助手として暮らし始めるが、屋敷内に潜む「実験体七十二号」の不気味な影に怯えていた。一方、〈ジェリーフィッシュ〉事件後、閑職に回されたマリアと漣は、不可能と言われた青いバラを同時期に作出した、テニエル博士とクリーヴランド牧師を捜査することになる。ところが両者への面談後、バラの蔓が壁と窓を覆い、施錠された密室状態の温室から、切断された首が見つかり……。『ジェリーフィッシュは凍らない』に続くシリーズ第二弾!

  • Audible

  • 後半、思いっ切りひっくり返されました。伏線回収も見事でした。理系の内容もわかりやすく解説してくれているので、抵抗なく読めました

  • マリアと漣のやり取りにほくそ笑みつつ、ミステリも面白かった。自分の読みも良い線はいっていたが。

  • 昨日の勢いのまま二作目も読了しました。タイトルに惹かれてから長く…やっと読めました。

    前作と同じ構成で事件が描かれています。頻繁に視点が変わるので先が気になるのもあり、一気読みしました。前作に引き続きたまに化学( ? )のお話も。根っからの文系なのであまり理解できませんでしたが、それも気にならないくらい面白かったです。

    私はどんなに読み進めてもトリックも犯人も全然わからず…。最後の真相・結末を知り切なくて、悲しくてとても泣きました。

    前作もトップ10に入るくらい大好きな作品ですが、今作も同じくらい大好きです。

  • 「ジェリーフィッシュは凍らない」に続くマリア&漣シリーズの第二弾。
    施錠された温室に、さらにバラの蔓が壁と窓を覆うという密室状態で切断された首が見つかる。
    まさに本格ミステリーという設定で謎解き部分も意外性があって動機もせつなくて、物語としても楽しめました。

  • 終盤の怒涛の展開に驚きの連続!油断してた。

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著者プロフィール

1976年、神奈川県生まれ。東京大学卒。2016年『ジェリーフィッシュは凍らない』で、第26回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。他の著書に『ブルーローズは眠らない』、『グラスバードは還らない』(以上東京創元社)、『神とさざなみの密室』(新潮社)など。

「2023年 『東大に名探偵はいない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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