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- Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488428129
作品紹介・あらすじ
児童養護施設・七海学園に勤めて三年目の保育士・北沢春菜は、仕事に追われながらも、学園の日常に起きる不可思議な事件の解明に励んでいる。そんな慌ただしい日々に、学園の少年少女が通う高校の文化祭の日に起きた、校舎屋上からの転落事件が影を落とす。これは単なる「不慮の事故」なのか? だが、この件に先立つ春から晩秋にかけて春菜が奔走した、学園の子どもたちに関わる四つの事件に、意外な真相に繋がる重要な手掛かりが隠されていた。鮎川哲也賞受賞作『七つの海を照らす星』に続く、清新な本格ミステリ、待望の文庫化。
感想・レビュー・書評
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児童養護施設・七海学園が舞台の続編。4つの短編を含みつつ、高校屋上からの墜落事件を追う長編となっています。
初読時と同じく、「ある一行」に衝撃。
超激推しの傑作ミステリです!
初読は10年以上前、図書館本で読み、今回文庫版を買って読みました。
あくまで個人体験として、「十角館の殺人」以上の衝撃で(読んだ順番や年齢にもよると思います)、オールタイム日本ミステリベストを選ぶなら、絶対に入れます。 -
最終章、そうきたかーと声が出ました。
途中まで構成や文体になかなか馴染めず、少し停滞していた時もありましたが、中盤からは惹き込まれて楽しめました。続編期待します。3.5 -
まあ分かるんだが