- Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488453015
感想・レビュー・書評
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前向性健忘症の父親を取り巻くミステリ。犯罪者の入れ替わり(後妻が前妻、姉と妹)、研究者の才能の欠如と犯人の才能。
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透明な一日
角川書店「透明な一日」 1999年7月
解説 千街晶之 -
なかなか良い。身も蓋もない結末かと思ったけど。
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内容も登場人物も悪くないんだけど、何だか物語の中に入り込めない、そんな話でした。
幼いころ、連続放火事件で母を亡くしてる男女が数年後に出会い、恋をして学生結婚しよう、というところから物語が始まります。
彼女の命の恩人の男性とその婚約者(研究者である彼女のお父さんの共同研究者の一人)が同じ公園で殺され、彼女の母方のおじいちゃんも同じ公園の近くでひき逃げにあい、さあ犯人は?というところで二転三転。
確かに犯人は私には予想外だったので本当ならもっと面白いと思ってもいいのに最終的にイマイチと感じてしまうのは何故なんだろ? -
なんだか、読むのに相当時間がかかったなぁ。
「博士の愛した数式」を思い出した。
どんでん返しがあるって分かってたからある程度予想はしてたんだけど、思ってた結果とは違った。(実は千鶴が犯人かと思った) -
大学生を主人公にしたせいか珍しく爽やかな後味。記憶障害が上べりだけの設定で終わっていないのはさすが。
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2005年9月28日読了
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交通事故で前向性健忘症になった脳科学者の竹島にとって、歳月の流れは同じ一日の
繰り返しだった。だが、大資産家の後継者である竹島の邸宅には、彼が第一線を退いた後も
仲間の訪問が絶えなかった。そして連続殺人事件が… -
登場人物がなかなか覚えられなくって、何度も人物紹介に戻りながら読了。決して人の数が多いわけじゃないのに。あぁ、私も健忘症。