イメコン (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
3.13
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本棚登録 : 123
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488492113

作品紹介・あらすじ

人生負け犬気味の男子高校生・直央の前に現れた、一分の隙もない謎のイケメン一色は“イメージ・コンサルタント”だというが……それって具体的には何をする仕事? 地方都市を舞台に、依頼人たちが関わってしまった事件を解決に導きながら、息苦しそうな彼らの毎日を少しでも過ごしやすいものにしてゆくイメコン一色と、常に厄介事に巻き込まれる直央を描く連作。『給食のおにいさん』の著者が描く、お仕事ミステリの新機軸!

感想・レビュー・書評

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  • あんまりおもしろくはない。登録するのを忘れてたほど。
    引きこもり高校生の明るい未来の始まりのようなラストだったので、直央を応援する意味で、★3つ。

  • 途中まで読んだけど面白くなかった

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50107120

  • 主要キャストであるイメージコンサルタントが、
    怪しさ百万年(^ ^;
    正体も、行動も、過去も謎(^ ^;

    悪い人でもないし、有能なのも伝わって来るが、
    とにかく人として謎(^ ^;

    ストーリーは、謎のイメコンと一緒に
    様々な経験を積んだ引きこもり少年が、
    少しずつ少しずつ成長していく様を描く。
    主人公がまだ子どもだ、ということもあり、
    安っぽいロマンスみたいなのが絡んできたりもしない。

    そして、最後まで読んでも、イメコンの
    「謎の部分」は謎のままで(^ ^;

    「続編を書く気満々」ということか?(^ ^;

  • なかなか周囲と打ち解けられず、高校デビューを目指して努力してきたものの、「なんか感じ悪い」と同級生から拒絶されたことで引きこもりになってしまった主人公。
    ひょんなきっかけで出会った「イメージ・コンサルタント」と行動していくなかで、人間関係のすれ違いに端をはっしたトラブルに巻き込まれていきます。

    問題や事件を解決していくなかで、「自分をいかに見せるか」や「人に自分の気持ちをきちんと伝えるためにはどうすればいいか」といったことを考えるようになります。

    事件そのものの謎解きは、それほどのヒネリはありませんでしたが、トラブルのきっかけや登場人物たちの人間関係の悩みなどはリアルに描かれていましたし、「自分をどうプロデュースするか」という視点や、話し方・立ち方のアドバイスは役に立つかもしれません。

  • 【収録作品】キラースマイル/色メガネ/デスボイス/うぬぼれ鏡

  • 引きこもり高校生とイメージコンサルタントの謎解き。表紙がラノベっぽいイケメンイラストでなかったのが良かった。うさんくさいくらいイメージコントロールできている見た目は各自で想像したほうがよさそう。謎解きよりも、イメコン指導が興味深かった。

  • イメコン。イメージコンサルタント。
    良い感じに暖かみのある話が多く、続編もありだな。
    引きこもり気味な高校生と、イメコンのスペシャリスト。迷コンビの活躍。

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著者プロフィール

東京生まれ。1996年、脚本家デビュー。1999年、テレビドラマ「入道雲は白 夏の空は青」で第16回ATP賞ドラマ部門最優秀賞を受賞。2013年、『給食のおにいさん』で小説家としてデビュー。同作はシリーズ化されている。他著に、『キッチン・ブルー』『イメコン』『バー極楽』など。

「2020年 『二人がいた食卓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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