おせっかいなゴッドマザー―(株)魔法製作所 (創元推理文庫) (創元推理文庫 F ス 5-3 (株)魔法製作所)

  • 東京創元社
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感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488503048

作品紹介・あらすじ

あこがれの彼とのはじめての正式なデートの朝、待ち合わせ場所に現れたのは、さえないフェアリーゴッドマザー。どうにかお引き取り願ったものの、肝心のデートはお流れ。一方、魔法の悪用を企む一味が派手な広告戦略に打って出たため、対策を講じるはめになった(株)MSI側。ケイティはまたしても危険な任務につくことに…。おしゃれでキュートなファンタジー。シリーズ第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • 魔法製作所シリーズ第3弾!
    ついにケイティとオーウェンが付き合います!!
    こんな甘酸っぱい雰囲気は読んでてニヤニヤが止まりません。
    順調そうなケイティにフェアリーゴッドマザーが出現して、2人の関係をひっかきまわしていく……
    因縁のイリドリスと決着はつけられるのだろうか…!?

    アメリカのクリスマスや年越しパーティーなど、日本とは違う文化に触れられるので面白いです!

  • ほんとにゴットマザーがおせっかい

  • あこがれの彼とのはじめての正式なデートの朝、待ち合わせ場所に現れたのは、さえないフェアリーゴッドマザー。どうにかお引き取り願ったものの、肝心のデートはお流れ。一方、魔法の悪用を企む一味が派手な広告戦略に打って出たため、対策を講じるはめになった(株)MSI側。ケイティはまたしても危険な任務につくことに・・・。おしゃれでキュートなファンタジー。

    ん~~~最高ですこのシリーズ。ファンタジーだけど細かい設定やご都合主義で話が進んでいかないところは本当にリアルで引き込まれる。オーウェンの養父母が出てきますが、人は生まれではなく育つ環境の影響が本当に大きいよね、と納得。悪い人たちじゃないけれど、少し息苦しいかな。グロリアの態度は少し謎ですが。ケイティには次々と難題がふりかかりますが、ゴッドマザーの斜め上の奮闘ぶりには笑ってしまった。これは迷惑すぎる・・・。しっかり者でずっと一人で頑張ってきたからこそ、ケイティがオーウェンに頼れないっていうのはすごく分かるなあ。衝撃の展開だったので、すぐに戻ってきてーー!と祈る気持ち。

  • もうね、すっごくイライラしました!本当おせっかいなゴッドマザー!まずは話をきけー!って思いながら読んでました。作者さんの意図通りに動かされてますf^_^; そして最後にどうしてそんな結論になるのよーって感じです。続編も楽しみなんだけど…どうやって戻ってくるんだろ…ケイティも強情なんだよなぁ。

  • 本当におせっかいなゴッドマザーだった!
    オーウェンがケイティの安全のために突き放して別れるパターンかと思ったら、その逆だった
    ケイティの頭の中に入ったアリの過激な挑発(誘惑?)に対して、こそっと乗り気っぽいことを言っていたオーウェンが気になる。さてはムッツリか。

  • (株)魔法製作所シリーズ3作目。タイトルどおりのお節介なフェアリーゴッドマザーに読んでいてやきもきしました。物語最後のケイティの決断は潔いものだったけど、シリーズ的に今後どうなるんだろう。続きが気になる。

  • 魔法使いの会社で働く魔法が効かない以外は普通の人間の主人公と、強くてかっこいい魔法使いが恋人になり、一緒に敵と戦う話。一作目からではなく、この巻から読みはじめたので恋人になる前の状況がわかりませんが、2人のもどかしい雰囲気が可愛いです。特にオーウェンがすぐ顔が赤くなったりする恥ずかしがり屋で、ぎゅってしたい。題名通りゴッドマザーがとてつもなくうっとうしく、半分以上は邪魔する原因になってます。このあと2人の関係がどうなっていくのか気になるところで終わったので、続きが楽しみです。それに合わせて最初から読みたくなりました。

  • すごい素敵なデートシーンがいっぱい出てきて、うっとりしたわー。私もこんな王子様(以下略)。
    エセリンダの介入は全力でごめんこうむるけどね。
    でも!でも!うう、なんてこと、なんてエンディング、こんなのないわ。
    でも、凛々しいよ、ケイティ。誇らしいですよ。

  • 魔法製作所3作目。
    ファンタジーだけど、それほど現実離れはしていなくて、楽しく読めるほどの良さが良いですね。

    ケイティ・チャンドラーはテキサス出身の平凡な女の子。
    万人の妹のような外見で、感じは良いがセクシーではない。
    ニューヨークへ出てきて1年、魔法製作会社MSIにスカウトされる。
    魔法にかからない体質なため、目くらましを見抜くことが出来るのだ。
    会社のトップ、マーヴィンは、実はあのマーリン。アーサー王の昔から何年生きているか知れない魔法使い。

    会社を辞めたフェラン・イドリスが、大々的に広告を打ち、怪しい魔法を売り出そうともくろんでいる。
    同僚だった妖精のアリがフェランと組んでいて、一度は捕らえられるが逃げ出す。
    アリの姿を街で見かけたケイティはオーウェンと地下に迷い込み、火を噴くドラゴンたちに出くわす。

    ケイティは憧れのオーウェンと告白し合い、初デートにこぎ着けたが…
    才能に溢れたオーウェンは、とてもシャイな性格。
    魔法がらみで次々に邪魔が入り、デートはとんでもないことに。
    クリスマスにはオーウェンの養父母の家に招待され、理知的なイートン夫妻に会う。
    礼儀正しく距離をおく夫妻の態度に、シャイな性格の原因がわかったような気がするのだが。
    食事の時は正装というしきたりの一家で、ケイティが友達に借りて着るのがカシミアのセーターというのも面白いですね。

    突然現れたフェアリー・ゴッドマザーのエセリンダは、シンデレラも取り持ったという。
    オーウェンとの恋を応援するというのだが…
    最初に着ていく服はオーウェンの好みに合う物を出して貰えたが、他はむしろ逆効果ばかり。

    同僚ロッドの催した派手なパーティーで、赤いドレスで着飾ったケイティは、慣れない酒のためか、途中で意識を失う。
    ひどいことになったと翌日ルームメイトに聞かされ、オーウェンの態度も冷たい。
    フェランの捜査のために一時的に体質を変えた隙を利用されたのだ。
    そして、波乱の展開へ?

  • あまりにも続きが気になるー!これはどうなるんだろう。すぐに続きが読みたくなってしまう。

    「(株)魔法製作所」シリーズの第三弾。この本の続きがいつも読みたくて、でもすぐに読み終わってしまうのが勿体無いというケチな気持ちが私の中にあって、月に一冊と決めて読んでいるのだけど、戻ってくると「またケイティとオーウェンに会えたなあ」と読み始めるとすぐとてもうきうきする。
    今回もケイティの恋心は期待したり撃沈したりとろけそうになったりととても可愛らしく、読者である私達ががっかりするような行動を取らない賢さがとても素敵。それにオーウェンはかっこよくて真面目で不器用なのに頼り甲斐があってやさしくて。この二人の立ち入りすぎない信頼関係が嫌いな人っていないのではないかな。徐々に信頼関係も深まって…。

    今回はなんちゅうトラブルメーカーなゴッドマザーやねん、という感じのエセリンダがキーパーソンで、でも悪気がないのでやっぱりどことなく憎めなくて、ケイティの優しさに救われる。ケイティのそういうところ、本当に好きです。

    ああどうなるのかな。続きがとてもとても楽しみ!

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