銀河英雄伝説外伝〈1〉星を砕く者 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-11)
- 東京創元社 (2008年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488725112
作品紹介・あらすじ
自由惑星同盟との不毛な戦闘を繰り返す銀河帝国。ラインハルト・フォン・ミューゼルは、皇帝に奪われた最愛の姉を取り戻すため、親友とともに現王朝打倒を誓う。二人は多くの敵に囲まれながら、時機をまっていた。そしてある夜、危機に瀕した僚友を救うため、金銀妖瞳の青年士官が彼らのもとを訪れる。正伝を溯ること一年、新帝国の枢軸を担った勇将たちの邂逅を描く外伝第一弾。
感想・レビュー・書評
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銀河英雄伝説第6巻の次は7巻ではなく外伝の1であります
刊行順に読んでます
律儀!りっちぎー!リッツカールトン!(何がよ)
ところで、読書を重ねていると不思議な偶然に遭遇することってありますよね
意図せず同じ訳者さんを続けて読んでいたり、示し合わせたわけでもないのにさして新しくもない作品を誰かと同時に読んでいたり
そして今回ワタクシ、自分の本棚にちょっとした偶然を見つけてしまいました
次に読む作品として、町田康さん『口訳 古事記』さらにその次に読む作品として島田荘司さん『占星術殺人事件 改訂完全版』を登録済みなんでが…なんか表紙似てません?
もちろん主観がかなり入ってますけど、似てるな〜似てるよ〜と思って最近読んだ本を眺めていたら、あれ?鈴木光司さん『リング』とアーナルデュル・インドリダソン『印』も似てない?
そしてその前の辻村深月さん『サクラ咲く』とニーナ・デ・グラモンの『アガサ・クリスティ失踪事件』もくりそつやん!
いやー凄い偶然!連続して読んだ本の表紙が似てるという偶然が続けざまに発生してるやん!
そして極めつけは辻村深月さん『東京會舘とわたし 上巻』と辻村深月さん『東京會舘とわたし 下巻』なんてもう…
はいはい┐(´д`)┌ -
ラインハルトがほとんど。キルヒアイス、ミッターマイヤー、ロイエンタールも出てくる。正伝読んで切なくなった後に読むと、いい。
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やはりラインハルトはキルヒアイスがいればこそだな。キルヒアイスの存在が際立つ。
ミッターマイヤー、ロイエンタール。そしてメックリンガーにシュタインメッツ。仲間が少しずつ。
これが数年の出来事か。
あらためて大河ドラマだと感じいる。 -
ラインハルトはキルヒアイスがいて本当に幸運。
キルヒアイス有能すぎる。
エドワーズの婚約者との会話が良かった。 -
ひさしぶりにキルヒアイスを見て、ラインハルトの高すぎるプライドと自尊心をより大きな目的のために上手く丸めていくのが本当に上手い人だったのだなとあらためて思わされた。彼という緩衝材が存命していたなら、ロイエンタールもヤンも、その他大勢の犠牲者ももしかしたら死なずにすんだかもしれないと思わずにはいられない。本編を読んだあとのこの外伝の読後感はとても切ない。
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ミッターマイヤーとロイエンタールの交友関係がこんなに丁寧に描かれていて、かつ熱いミッターマイヤーも好きです。
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はい、外伝です。
相変わらずよく書けてる。 -
ラインハルトがローエングラム伯になる以前19歳の物語。
先日視た映画のアニメとやや異なる部分があり、違いもまた楽しめました。
勿論ジャンルは全く違うと分かっていてもラインハルトがジークの髪に指を絡める癖なんて描写は、ついついつい腐った目で見てしまう(/ω\*)ドキドキ。
ゴールデンバウム王朝の約500年にわたる歴史という部分にまで設定が行き届いているのには驚きました。 -
銀河の覇者が、覇者になるまでの歴史、第一歩。
キルヒアイスだけしかいなかったラインハルトが、どうやって盟友を集めて行ったのか、ロイエンタール&ミッターマイヤーとの関わりを中心に。ロイエンタールとミッターマイヤーの為人がよくわかるエピソード。キルヒアイスがラインハルトの横にいることも嬉しい。アンネローゼを想う、ラインハルトとキルヒアイスが愛しい。本編を最後まで読んだからこそ、昔の彼らがまぶしい。
もちろんどて煮も大好物です\(//∇//)\
もちろんどて煮も大好物です\(//∇//)\