銀河英雄伝説外伝〈2〉ユリアンのイゼルローン日記 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-12)
- 東京創元社 (2008年12月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488725129
感想・レビュー・書評
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外伝の2も面白かったんだけど、ユリアンの日記というかたちがちょっと読みづらかったかな〜と
まぁ、おまけ的なお楽しみで外伝としては正しいお遊びなのかもしれんけどね
ところで、第169回直木賞が決まりましたね(またぜんぜん関係ない話始まった)
受賞作は垣根涼介さん『極楽征夷大将軍』、永井紗耶子さん『木挽町のあだ討ち』ということで、前回に引き続き2作同時受賞ということです
今回は発表前に候補作を読んで予想するなんていういっぱしの読者人を気取ってみましたが、なかなか楽しかったです
まぁ予想としては
・『木挽町のあだ討ち』を予想
・何回か跳ね返されての受賞に言及→垣根涼介さん
・『骨灰』は絶対ない
などなかなかのもんだったのではないでしょうか…と言いたいところですが、まぁ世間でも圧倒的に『木挽町のあだ討ち』を推す声が多かったようですので特別偉ぶることでもないですねw
それと今年の選考委員ですが浅田次郎・伊集院静・角田光代・京極夏彦(新任)・桐野夏生・髙村薫・林真理子・三浦しをん・宮部みゆき(五十音順、敬称略)となっておりまして、さすが直木賞錚々たるメンバーです
つい最近京極夏彦さんを初読したこともあって選考委員縛りみたいなんも面白そうだなぁ〜なんて思ったりしました
ちなみにワタクシ伊集院静さん、桐野夏生さん、高村薫さん、林真理子さん未読、京極夏彦さん、角田光代さんはまだ一冊だけとなっております
うわ!ぜんぜんダメじゃんw -
正伝を先に読んでいるだけに「わたしが守ってさしあげます」というユリアンの無邪気な言葉に泣けた。銀英伝の名作たる、あるいは大河小説たるゆえんの一つに、さまざまな物語の要素が含まれているということだろう。誰かに注目することによって、思いもかけないストーリーの側面が浮かび上がる。たとえば、ユリアンの成長記としても十分な読みごたえがある。だからこそ外伝が書かれるのであり、それがまた魅力的でもあるのだけれど。
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二人の撃墜王がいて、魔術師がいて、優しい赤毛の彼がいる。
ユリアン少年の日記形式で綴る、銀河英雄伝説の一つの時代。 -
あー、面白かった。銀英伝はやっぱり面白い!
本伝が終わったらあまりの喪失感にドッと疲れてしまって、外伝まで読む余力がなかったのだが、改めて読むと、外伝が本伝の内容をよく補足していて、読んでいてたくさんの発見がある。ユリアンの目線で描かれているので、同盟軍のお兄さんたちの絡みが多く、カスパー・リンツに似顔絵を見せてもらったり、イワン・コーネフに「ミンツくん」って呼ばれて可愛がられてたりして、同盟軍の仲の良さが微笑ましい。
そしてもちろん、ヤン・ウェンリーを尊敬しまくっているのが全ての文から伝わってくる。しかし、これだけ偉大で尊敬する師父をもったら、「超える」ことなんて考えられないだろうなぁ…ヤンの考えを忠実になぞろうとしたユリアンを思い出し、そりゃそうだ…と妙に納得してしまった。
そして、解説を担当した円城塔さんも日記形式で書いていて、中々に銀英伝愛が爆発している人なんだと分かって、解説まで非常に楽しかった。 -
再読。革命あたり。解説が日記(笑)。
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外伝第2巻は、1巻よりもするするっと読めたし、何よりも予想外に面白かった。日常のあれこれは、やっぱり帝国よりも同盟のほうが断然面白い。ユニークで個性的なメンバーが揃っている。ポプランとコーネフのかけあいも楽しい。
主要メンバーがまだ欠けていない、比較的平和な頃の日記なので楽しく読める、というのもあるかもしれないけれど、願わくはもうちょっと違う場面でもユリアンの日記を読んでみたい、と思った。 -
小説がそのまま映像で再現できる。
面白い。 -
ユリアン視点でのイゼルローンの生活。個性的な面々のひと時の平和な生活が楽しい。
そして、本伝では無情にも死んでいく。
なんで殺しあわなければならないんだろうなぁ。
永遠の平和を願わずにはいられない。
「燃えよ剣」で 新撰組がむしろ嫌い気味。
熊本のパンフレットで、「恋する西南戦争」ってのがあって、笑った。み...
「燃えよ剣」で 新撰組がむしろ嫌い気味。
熊本のパンフレットで、「恋する西南戦争」ってのがあって、笑った。みんな美少年化してた。
漫画「一の食卓」の斎藤一はめちゃくちゃカッコ良いです(●︎´艸`)ムフフ
漫画「一の食卓」の斎藤一はめちゃくちゃカッコ良いです(●︎´艸`)ムフフ