- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488767044
作品紹介・あらすじ
人類はなすすべもなく滅亡の淵に追いやられた。四百万人の犠牲を出したロンドンをはじめ、世界各地の大都市に現れた十二体の巨大ロボット――彼らに対し、あらゆる対抗手段は無意味だった。テーミスを発掘したのは過ちだったのか? 異星人は己を過信した人類を罰するために来たのか? 犠牲者は増加の一途をたどり、滅亡のタイムリミットは容赦なく迫る。そしていよいよ、国連地球防衛隊にとって最後の戦いが始まる――!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
エヴァンゲリオンから名付けられた少女が出てきたり、イデオンを彷彿させたりするかもだけれど、一部はライディーンで二部になるとゴッドマーズかと思ったオバサンであった。
三部も楽しみ~ -
「これからもたらされる痛みを予想することは、しばしば痛みそれ自体に対処するよりもつらいそうです」
「エヴァっていうのはスペイン語ではよくある名前だけど、両親が大好きだった日本のアニメにもそういう名前の巨大ロボットが出てくるんだって。昔のアニメよ。私は一度も見たことないけど」
「これまでほんとうに選択の余地があったのかわからないけど、ぼくはあったと思いたい。そして自分でそれを選んだんだって。自分がそのためにつくられたことをする道を、自分の役目を果たすことを選んだんだって。」
「きみは特定の目的のためにつくられたが、なんでもなりたいものになれるんだ。これも含めて、なんにでも。」
「幸運とは自分がついていると信じることだ」 -
上巻も凄い展開だったけど、下巻はもっとぶっ飛んでいて、今まで主人公だと思っていたのは影武者だったのかよ的な驚きだった。
今作の見どころは、ローズ博士考案「これが地球人類のアイデンティティだ!」攻撃。
まるでウルトラマン亡き後にゼットンを倒す科特隊みたいな感じなんだけど、攻撃に使ったモノがモノなので、あまり絵的に映えないかも -
元々3部作という事は分かっていたが、やはり、まだ何かくすぶっているような不完全燃焼のよう。
インタビュアーが巨人のガスで死亡し、さてどうなるかと思いきや、生き返ったローズが後を引き継ぐ。 カーラも死亡して突如出てきた、娘が後を継ぐ。まあ最終部である次が正念場か。 -
巨神計画の9年後。いきなり巨大ロボットが多数出現という展開に驚かされる。人類は、本当に生き延びることができるのか。そもそもこのロボットを作った異星人の目的は何だったのか。かなりの部分が謎のまま、続巻に続く。3部作で終わるんだよねって、念をおしたい気分。
-
巨神覚醒〈下〉 (創元SF文庫)
-
一気読み。
予想の遥か上を行く展開がとてもスピーディでスリリングで読む事が楽しい。登場人物のエヴァがエヴァンゲリオンから取っている事が書かれてたのには驚いた。
次でラストらしいけど、最後まで読ませない展開は最後まで楽しませて欲しい。