箱のなかのユダヤ人 (創元コンテンポラリ モ 1-1)

  • 東京創元社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488802097

感想・レビュー・書評

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  • 第二次世界大戦中のナチ時代のオーストリアの小さな村に、1人のユダヤ人が訪れることで話が始まっていく。13歳の男の子と盲目の女の子が彼の世話をすることになるのだが、彼らを始め、村の思春期の少年たちの性への意識や目覚めが主に描かれている。

  • 再読。ジギはわたしの読書歴の中でベスト3に入る可愛さ。
    どうしてだろう、目覚めたばかりの性が、どんな過激なものより、一番えろく感じるのは。
    閉鎖的な村でありながら閉塞感は感じさせない。それでいて少年少女の「世界」が丁寧に描かれている。
    なんとなくシャマランの「ヴィレッジ」の雰囲気思い出すんだなー。
    あまり有名じゃないけど、もっと評価されていい本だと思う。

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