大学１・２年生のためのすぐわかるドイツ語 (大学1・2年生のための)

著者 : 宍戸里佳

• 東京図書 (2008年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[キじばと。。さんの感想 · 2022年9月10日]

ドイツ語の初級文法を解説している入門書です。

語り口がやわらかく、初学者にも読みやすい文章で説明がなされています。ただ、独学者が本書のみで初級に必要な知識を身につけることができるような構成にはなっていません。たとえば、過去形・過去分詞形が不規則な変化をする動詞については、いくつかの例があげられているのみで、重要な動詞の変化を本書のみで学ぶことはできません。

初級で学ぶ文法にどのような内容があるのかということを概観したり、大学でドイツ語を学んだけれどもすっかりわすれてしまったというひとがもう一度学習したいといったばあいには、本書のよくまとまった説明が有益ではないかと思います。

[帝塚山大学図書館 学生選書会さんの感想 · 2020年10月28日]

https://lib.tezukayama-u.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=499337

[東京工業大学附属図書館さんの感想 · 2017年7月3日]

第二外国語として選択する人も多いドイツ語。しかし、語形変化が多く難しいと挫折する人も多い言語です。この本は、最低限必要なエッセンスのみ＆重要度順となっているので、試験前で焦っている人にもじっくり学びたい人にも最適です。
（電気電子系エネルギーコース　M2）

[gakudaiprofさんの感想 · 2017年5月4日]

すぐわかるからすぐ読めるかと思っていたら、一気に読まないと意外と時間がかかった。

著者プロフィール

桐朋学園大学にて音楽学を専攻したのち、ドイツのマインツ大学にて音楽学の博士課程を修了。現在、桐朋学園芸術短期大学非常勤講師（楽式を担当）および昴教育研究所講師（ドイツ語を担当）。著書に『英語と一緒に学ぶドイツ語』『しっかり学ぶ中級ドイツ語文法』『しっかり身につく中級ドイツ語トレーニングブック』『英語と一緒に学ぶドイツ語単語』（以上、ベレ出版）、『大学１・２年生のためのすぐわかるドイツ語』『大学１・２年生のためのすぐわかるドイツ語 読解編』『独作文でよくわかるドイツ語』（以上、東京図書）、『基礎からレッスン はじめてのドイツ語』（ナツメ社）、訳書に『楽器の絵本』シリーズ（カワイ出版）がある。

「2019年 『他言語とくらべてわかる英語のしくみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」