3~5歳児の自信を育む「運動あそび」ー挑戦する、考える、競争する、集中する、かかわる、「非認知能力」がぐんぐん伸びる!

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  • 東洋館出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784491040462

作品紹介・あらすじ

「非認知能力」は、未来を担うすべての子どもたちの心と体の成長に必要な能力です。

ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマンは、子どものなかでも、IQ や読み書きのような「認知能力」よりも、やり抜く力・好奇心・自制心といった「非認知能力」の高い子どものほうが、将来挫折することなく成功する可能性が高いことを発見し、大きな話題となりました。

ただし、「非認知能力」は、人生を通じて恒常的に高められるものではありません。人生の最初の数年が、非常に重要な時期に当たります。そのため、幼児期に適切な教育を行うことが、潜在能力の基盤を形成し、「非認知能力」を高めると私たちは捉えています。すなわち、「5歳までのしつけや環境が、人生を決める」ということです。

さて、このような「非認知能力」は、何によって鍛えられるのでしょうか。さまざまなアプローチがあると思いますが、本書では「運動あそび」に着目しました。いうなれば、運動あそびを通して「挑戦する力」「考える力」「競争する力」「集中する力」「かかわる力」という5つの「非認知能力」の発達を促すことを目指しています。

幼児期は、楽しいことであれば、どんなことにも興味をもつ時期です。ですから、全身で「楽しい!」と感じることが何より大切です。それが、自ら進んで意欲的に取り組む姿勢を育む、「非認知能力」が高まる土台となります。そのため、子どもたちが「できた」「楽しい」「もっとやりたい」と主体的に取り組んでいける先生の様々な仕掛けが必要となります。

そこで、本書では、日頃より私たちが体操の現場指導に実践している「知的好奇心を高めつつ、さらに飽きさせない様々な取組」の数々を紹介します。

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著者プロフィール

一般社団法人 小学校受験体操専門 自信を育む体操教室 代表理事
 日本体育大学体育学部体育学科卒業。学生時代はアイススケート競技に青春のすべてを捧げ、社会人となり中学校の保健体育科の学校職員として学校教育に従事。その後、都内最大のテニススクール大正セントラルテニススクールの専属プロとして、テニススクールのチーフマネジャーに就任。同時にキッズ・ジュニア部門の育成リーダーとして数々のキッズ・ジュニアの選手の育成に従事。また、都内体操教室のマネージャー兼お受験体操教室責任者として、慶應義塾幼稚舎・慶應義塾横浜初等部・暁星小学校などの数々の難関小学校の合格者を多数輩出。さらに、名門幼稚園・小学校受験のパイオニア伸芽会にて受験総合体操クラスのメイン指導者を担当。
 「小学校受験体操専門 自信を育む体操教室」を開講。体操指導を通じて幼児期の「非認知能力」の育成に早くから注目し、独自の幼児体操指導メソッドを考案する。子どもの興味とやる気を引き出す魔法のレッスンは多くの支持者をもち、予約の取れない受験体操の専門家・指導者として、現在も現場第一線で活躍中。

「2022年 『小学校受験体操合格ポイント総整理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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