指導技術アップデート[アイテム52]

  • 東洋館出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784491041094

作品紹介・あらすじ

すぐに使えて、授業もクラスも盛り上がる!
効果的で効率的!授業にチョイ足しアクセント

「少しでもいい授業力がしたい」
「子どもたちの学力を上げたい」
「保護者と上手につき合いたい」
そのために「優秀な先生の指導技術を身につけたい」
そんな先生方のための指導技術を、アップデートするアイテムを収録しています。

本書では、次の領域ごとにアイテムを位置づけています。

1 主体性を引き出す
2 対話を活性化する
3 学びを深める
4 学級をまとめる
5 保護者を味方につける

一口に指導技術をアップデートするといっても、たとえば隣の教室の先生の指導力の素晴らしさを自分の授業に取り入れるむずかしさは、どの先生方も感じたことがあると思います。それはなぜか。ずばり技術そのものは「無形」だからです。

手に取って確かめられないものだから貴重だという考え方もありますが、先の見えない試行錯誤では、身につけるまでに何年もの歳月を必要とすることでしょう。しかし、「働き方改革」時代を生きる私たち教師の時間は、とても限られています。そのため、少ない時間のなかでも、タイム・マネジメントを駆使しながら、効率的な準備を行い、効果的な実践を行っていかなければなりません。

このようなときに有効なのが「有形」のアイテムです。
目に見える、手に取って確かめられる具体物であるから、理解もしやすいし、取り入れやすい。しかも、本書ではアイテムの活用法もつけていますので、おもしろいと思うものが見つかれば、明日からでもすぐに取り入れることができます。

私たちの考える働き方改革は、手間暇のかかる仕事の時間や量を単に減らすことではなく、これまで学校が当たり前だと思い込んで行ってきた仕事の目的や意味を問い直し、優先順位をつけたりあり方を見直したりすることにあります。
この趣旨にのっとって、本書で紹介するアイテムは、一つ一つの実践を「何のために?」と問い直しながら作成し、試行錯誤しながら改良を重ねてきたものです。

本書収録のアイテムは、取り組み方自由!アイテムの改造自由!ぜひ、読者の先生方が「おもしろい」「やってみたい」と感じたアイテムからご活用ください。

感想・レビュー・書評

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  • 内容的には初任の先生たちが引き出しを増やすのにちょうどいいような内容だった。自分自身が取り組んできたものを一度リストアップしてみようと思えた。自分がどのような教育哲学をもとに実践を行っているのかを再び考え、それに照らし合わせて、どんな実践が必要なのかを考えていきたい。

  • 今の時代に合ってるグッズがいろいろ登場。
    これは持っておいてたまにヒント欲しい時とかに読み返したい
    学級会の台本の提示のしかた、ホワイトボード短冊は参考にした

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著者プロフィール

1988年生まれ。東京大学大学院教育学研究科にて、秋田喜代美先生に師事、修士(教育学)。研究主任、OJT推進担当を経て、特別活動主任とchrome book活用推進担当に就任。校内の授業改善と特別活動の充実に邁進中。国立教育政策研究所「評価規準、評価方法等の工夫改善に関する調査研究(R1小学校生活)」協力者。

「2022年 『授業で語る―違いから迫る本質論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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