ビジネス英語はIRレポートで学べ!

著者 :
  • 東洋経済新報社
3.35
  • (3)
  • (4)
  • (11)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 89
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492043516

作品紹介・あらすじ

ハリポタを読んでも、英会話教室に通っても、仕事で使える英語力は身につかない。ビジネスパーソンだからできる、ピンポイント&最短距離の一石二鳥の英語学習法。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ビジネス英語を学ぶ上でのIRレポートの有用性を説いた内容。

    ビジネス英語では、使われる単語や言い回し、
    書き方についてもある種独特の面がある。
    しかし、それらが全て網羅されているIRレポートは、
    絶好の、そして安価な参考書足りえるというもの。
    実際の事例をいくつか出しながら、大変分かりやすく説明している。

    英語本を読むと自分なりの英語帳作成が提案されるが、いまだ実践したことがない。
    しかし、それもトライしてみたいと感じた。

    まずは、自分の勤める企業の同業界の企業のIRレポートを読んでみたい。

  • 仕事で英語を使うことが増え、独特の表現に頭を悩ましていますが、なるほどそういうことか!という感じです。

    IR資料でビジネス英語を学ぶのは、興味のある会社のことも知れるし、英語も勉強できちゃう、一石二鳥な考え方ですね!

  • 内容はタイトルそのまま。
    あとは、何故そうなのか、どう読めばいいのか、
    よく出てくる単語などがまとめられている。

    確かに無料で、日本語と英語両方の文章が読める訳で
    参考にできるとは思う。
    ただ、内容はあまり濃くはない。

  • ・IRレポート利用により、ビジネス英語特有のメリットを学び、ビジネスの知識や素養を蓄えることができる。

    ・財務関連ページで会計関連用語を一度に学べる。
    ・とにかく3週間は読み続ける。3回は読む

    日英両言語での比較のお勧めIRレポート発行企業
    トヨタ・日産
    ファナック・オムロン・中外製薬・協和発酵キリン
    ユニクロ
    東京ガス・東京電力
    NTTドコモ・NTTデータ・KDDI・ソフトバンク
    東京急行電鉄
    富士フィルム
    三菱商事
    イー・アクセス
    オリックス
    ベネッセ
    セブン&アイ・ホールディングス
    セコム
    パナソニック
    京セラ

  • タイトル通りだが、自分の中で今までこの観点はなかった。トライしてみる。

  • 1)概要

    いわゆる日常英会話や、
    ブロークンなビジネス英語ではなく、

    “しかるべきポジションの人間と英語で
    ビジネスをするために必要となる英語力”

    をいかにして身につければよいか、
    という点に着目した指南書。図書館借用。160頁程。

    TOEIC専門講師である著者いわく、
    「ビジネス英語の最高の教材は、英文のIRレポート」とのこと。

    大きく以下の3つを効率的に習得できる。

     ・ビジネス英語の語彙
     ・ビジネス英語特有の文体
     ・ビジネスそのものに関する知識/素養

    グローバル展開する日本企業のIRは、
    和文/英文の双方でリリースされているケースが大半であり、
    教材にうってつけだそうです。
    (トヨタ、日産、三菱商事、NTTdocomo、NTTデータetc)

    つまるところ、本書のテーマは、
    「IRを使って、こんな感じで英語の学習をしてみては」
    という導入書。

    実在企業のIRを引き合いに出し、
    着眼点などを解説してくれる。

    個人的な◎は、第4章。
    「ビジネスで好まれる英語表現 50」。
    tell→notify、buy→procure、bigin→embarkや、
    a lot of、enough→sufficientlyなどなど。

    ついつい「a lot of~」とか使ってしまうのですが。

    2)章立て

     第1章 間違いだらけのビジネス英語学習法
       ・こんな学習ではビジネス英語は身につかない
       ・ハリーポッター≠ビジネス英語
       ・英語=英会話という誤解
       ・TOEICの高スコアとビジネス英語は別物
       ・「ネイティブ並みの英語」は必要ない

     第2章 IRレポートでビジネス英語を学ぶ

     第3章 IRレポートの読み方

     第4章 IRレポート頻出の英単語&英語表現
       ・IRレポートの頻出英単語 222
       ・IRレポートの頻出表現 100
       ・ビジネスで好まれる英語表現 50
       ・会計英語はAnnual Reportでまとめて覚える

     第6章 ライティング、リスニング、スピーキング学習法

    3)キーワード
     
     ・業績の良い企業、成長企業のIRは金をかけて作られる傾向にあり、
       レベルの高いものが多い

      ・IRのAnnual Report、特にFinancial SectionとFinancial Resultsは
       必読。

      ・金融業界/米国東部のビジネスシーンでは、
       文書のみならずミーティング、プレゼンなどにおいても
       いわゆる「インテリ表現」で、“人となり”を推し量る文化あり。
       →文法、スペル大事。フォーマルな語彙表現を押さえておくべし。

  • 2010/07/21

  • ビジネス英語を勉強したかったので、そのきっかけがわかりよかった。

    IRレポートでよく使われる表現、ビジネス英語でよく使われる表現などは、非常に参考になる。

    ただ、内容は非常に軽いので、立ち読み程度でよいかも?

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

中村澄子(なかむらすみこ)
TOEIC® TEST講師。イェール大学でMBA(経営学修士)を取得。
帰国後、アメリカの金融コンサルティング会社日本法人立ち上げに参画。
その後、オフィスS&Yを設立。2006年から東京・八重洲でTOEIC®TEST教室を主宰。
累計8万人以上のビジネスパーソンの指導にあたり、
「短時間で点数を上げるカリスマ講師」として絶大な支持を得ている。
約3万人が購読している「時間のないあなたに!即効TOEIC250点UP」は、
受験生必読の人気メールマガジン。YouTubeでも、情報発信を積極的に展開している。
著書に『1日1分レッスン! TOEIC® L&Rテスト 炎の千本ノック! 』シリーズ、
『新TOEIC®TEST 3カ月で高得点を出す人の共通点』(すべて小社刊)など、多数。

「2022年 『1日1分!TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック!パート5語彙問題 700点レベル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村澄子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ハロルド・ジェニ...
シーナ・アイエン...
池井戸 潤
三浦 しをん
ジェームス W....
デールカーネギ...
佐々木 圭一
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×