- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492043592
感想・レビュー・書評
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ラノベ風ビジネス小説。前から気になってはいたのだけれども、今回ブックオフで見かけたので購入。
こういうラノベ風ビジネス小説の中では得にギャグに力を入れているようで、面白かった。
恋愛にもマーケティングは役に立つらしい。自分もマーケティング技術で何かうまく応用できるだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マーケターの話ですが、バランススコアカード(BSC)について結構触れられています。BSCでこういう読み物は少ないので、BSC始める前に一度読んでみてはいかがでしょうか。
バランススコアカードに入る前のSWOTが結構肝ですけどね。 -
久しぶりに「この本は別に読まなくてもよかったな」と思った。本文に余計なものが多すぎる。読みづらい。
しかも肝心なマーケティングのことがわかりにくい。この設定・ストーリーで余計にわかりにくくしている印象もある。もっと上手い例えがあったんじゃないだろうか。
もちろん、わかりやすさを狙ってこの崩した文体にしたのは理解できるがかえって悪い意味で複雑にしている。これならもう少しストレートな解説本の方がいいのではないだろうか。 -
乙女かどうか怪しそうだけど、マーケター初心者向けの本。
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2010.8 仕事の関係で読む必要に迫られ読んだ。ストーリーとビジネス本としてのないようのバランスがむつかしい。ちょっとストーリーにふれ過ぎでビジネス本としてはいかがなものか。内容が薄くオススメできない。中学生がマーケティングを知るきっかけにするならよい。
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表紙の絵はウミショーなどでおなじみのはっとりみつる先生。オビに書かれている推薦文は森永卓郎氏。さて、中身はというと……
「ビジネス・ライトノベル」と銘打つ本著。確かにライトノベルのフォーマットを徹底的に模倣している。キャラが先にありお寒いコメディを並べつつ唐突に物語りは進行していく。
でも、これはライトノベルではあるがどちらかというとオールドタイプのライトノベルである。若しくはティーン向け。ライトノベル読者らの本流とはちと違う。感性から言うと確実に古い。ギャグが全般的にすべり気味であり、笑えばいい箇所が見当たらない。
正直、188ページある本作の、75ページくらいまでは『マー犬ポチのマーケティングポイント』(大体1行)さえ読めばいい。なお、このワンポイントメモ、後で同じような内容が何度も出てくる。
序盤を過ぎると、最初無知だった主人公に入れ知恵がされ、ビジネス書としてのQ&A的なやり取りが成立するようになる。ここからが見所なのではあるが、なにぶんライトノベルであることに重視されてしまった本作においては全般的にマーケティング本としての内容が薄くなってしまっている。
ライトノベル的なやり取りは台詞が地の文を圧倒しており、「なら漫画でやればいいんじゃね?」といわんばかり。
重要なキーワードは抑えてある。「4P(当然ボケも入る)」「AIDMA」あたりはマーケティングのマの字も知らない筆者にとってとても勉強になったが、そのほかに関しては常識について解説されているに近い。
総じて言えることは、企画だけが先行し本来書くべき情報量を書いているのではないか? と素人目にも疑われること。本書を入門書と扱うにしても、情報量が少なすぎる。ネタ臭が強い割りにネタ強度は弱い。
これをおすすめしたamazonないしamazon利用者は、きっと疲れていたに違いない。そう思うことにしよう。
考えれば分かることなのだ。¥2000~が相場のはずのビジネス書籍において、¥1300というのは『セグメントが違う』商品だったということだ。
以上。大きくふれてないけど、ヒロインが28歳でも別にいいよ!といえる方なら。