UCLA医学部教授が教える科学的に証明された究極の「なし遂げる力」

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046425

作品紹介・あらすじ

最新脳科学×心理学でわかった「脳をだまして」結果を出す最強の技術

才能不要! 意志力不要! 悪用禁止!

あなたの人生が変わる7つの「成功原理」
自分にも他人にも使える「人間行動を操る」技法

「何かをなし遂げたいなら性格を変えろ」といった精神論ではなく、
15年にわたる研究結果から、エビデンスベースでなし遂げる方法が習得できる本。

【あらゆる場面で役立つ7つの力】

1 「目標を小さく刻む力」で成績を上げ続けた学生
2 「コミュニティの力」を利用して自社製品のファンを増やしたメーカー
3 「重要性を認識する力」でトップセールスになった保険営業
4 「簡単にする力」で社員を健康にしたグーグル
5 「ニューロハックスの力」で女性をデートに誘えるようになった男性
6 「夢中になる力」で6カ国語をマスターした大使
7 「ルーチン化する力」で毎日ランニングが続けられたビジネスパーソン

15年にわたる研究の集大成!
数千人の行動を変えた実績ある方法

Stick with It: A Scientifically Proven Process for Changing Your Life-for Good、 待望の邦訳!

感想・レビュー・書評

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  • 『NEURO HACKS「なし遂げる力」』

    カルフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の医学部教授 ショーン・ヤング 氏のの著書です。
    過去15年の研究成果によって導きだされた、科学的な裏付けがある物事を「なし遂げる力」を使って、目標が達成できるように行動を変える方法が書かれています。

    本書の内容は、以下のようになります。

    正しい情報を与えても人は行動を変えない。
    現代の心理学は、人間の行動を一度のみ変える方法を論じている。

    目標を達成できるようにするためには、科学的に正しい取り組みが必要となる。
    人間の行動は3つのパターンに分類できる。
    無意識に行動する「自動行動」
    意識はしていても押さえられない「衝動行動」
    続ける意欲が足りない「一般行動」

    この3つの行動パターンに合った「心に効く7つの力」を活用することで、行動を変え、目標を達成することができるようになる。

    「心に効く7つの力」とは、以下の通りである。
    ①目標を小さく刻む
    ②コミュニティ
    ③重要性を認識する
    ④簡単にする
    ⑤ニューロハックス
    ⑥夢中になる
    ⑦ルーチン化する


    【本書で学べること・考えること】

    ・心に効く7つの力
     ①目標を小さく刻む
     ②コミュニティ
     ③重要性を認識する
     ④簡単にする
     ⑤ニューロハックス
     ⑥夢中になる
     ⑦ルーチン化する
    ・3つのパターンの行動別、ケーススタディ
    ・計画の立て方
    ・コミュニティの作り方
    ・人間の重要なことビッグ3
    ・物事を簡単にする3つの方法
    ・知識の呪い、デイトレーダー効果
    ・報酬
    ・ゲーミフィケーション
    ・瞑想
    ・磁気的行動


    読んでみての感想です。

    個人的に内容に納得、共感できる部分は多かったと思います。
    ただ、何か目新しい効果的な方法はこうだというより、従来から言われている方法をより体系的に説明し、ケースごとに当てはめやすく解説したものになります。

    物事が続かないと悩んでいるひとには、良書だと思います。

    現在、自分自身がプログラミング学習に取り組んでいます。
    続けるために実践していることは、以下のようなことです。
    ・プログラミング学習を始める
     →重要性を認識する
    ・とりあえず、毎日1行でもコードを書く。
     →目標を小さく刻む、ルーチン化する
    ・成果はSNSで発信する。
     →コミュニティ
    ・学習のロードマップを立ててから学習する。
     →簡単にする
    ・できることが増えると楽しい。
     →夢中になる

    4ヵ月ほど実践できていますが、確かに本書に書かれている内容に合致している部分は多いです。
    自分の取り組みもあながち間違っていないと再確認しました。

  • 「心に効く7つの力」のメカニズムを科学的に解き明かし、ビジネスや日常生活で「なし遂げる力」を高める方法が解説されています。
    何かをなし遂げたいという強い目標を持っている人へおすすめしたい本です。

    https://assetformer-ark.com/humancapital-library

  • いい行動を続けるための科学的に証明された7つの方法を示した本。7つの方法は以下の通り。
    1.目標を小さく刻む
    2.コミュニティ
    3.重要性を認識する
    4.簡単にする
    5.ニューロハックス
    6.夢中になる
    7.ルーチン化する

    この7つの方法を、自動行動、衝動行動、一般行動に合わせて使い分けて改善していく。

    普段あまり意識せずに行動の習慣化をしてきたので、この本に書かれた内容は非常に興味深かった。
    この成し遂げる力を上手く活用して、自らの人生をさらに改善していきたい。

  • 今まで他の本でも言われていたことを体系的に「心に効く力」として7つのフレームワークにまとめた本です。
    行動の3つのタイプ別にどのフレームワークが効果的か書いてあり、また具体例が出ているのでわかりやすかったです。
    ただ個人的には新しいことを学んだ感じはなかったです。
    おすすめの読み方は、自分のどんな行動を変えたいのかを明確にして、9章の3つのタイプに照らし合わせ、効果的なフレームワークを中心に読むことが良いかと思いました。
    私は、
    Cタイプの「一般行動」(習慣、継続)を変えたかったので、
    5章「簡単にする」と6章「ニューロハックス」を中心に読みました。
    今から読む人は、トライしてみてください。

  • 成し遂げるコツ 行動と脳の使い方
    ・行動細かくして実行したら即褒め 
    ・コミュニティの力 他人と会話し力もらう
    ・目的、重要性を念じる
    ・簡単にする
    ・脳を騙す= 行動を先にしてすでにそうであるかのように脳を騙す なりたい自分になっているかのように振る舞う
    ・習慣化 肯定感一番大事

  • 目標を分割、重要性を認識、簡単に、夢中、ルーチン化

  • UCLA医学部教授による、「なし遂げる力を高めるための科学的に正しい方法」をその原理と合わせて解説した本。著者は15年にわたる研究の結果、人が様々な状況で行動を続けるための鍵を握る7つの要素を突き止めたという。本書ではその7つの要素とその実践方法について説明している。習慣に関する類書の弱点も指摘している。
    本書の内容はきっと科学的に正しいのだろうが、7つの要素は大抵どこかで聞いたことのあるものや経験上既知のものばかりで、特に目新しい画期的なものはない。強いて挙げれば、最後の章で「始めたい/変えたい行動」を自動行動、衝動行動、一般行動の3つに分類しているところくらいだろうか。
    個人的には「やめたくてもなかなかやめられない行動」について知りたくて本書を手に取ったのだが、どちらかというと「ある行動を始めて継続する」ための方法論がメインだったので、実践には応用が必要そうだ……。

  • 結局小さく刻むことが大事。
    コミュニティのリーダーになってしまうというのは新鮮。

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著者プロフィール

ショーン・ヤング
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部教授
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)医学部教授。UCLAデジタル行動センター(CDB)およびカリフォルニア大学予測技術研究所(UCIPT)創設者兼エグゼクティブ・ディレクター。その活動は、ニューヨークタイムス紙、ワシントンポスト紙、ハフィントン・ポスト、サイエンス誌、NPR、Yahooファイナンス、TechCrunch、マッシャブル、CNN、CBSニュースなどの大手メディアで紹介された。スタンフォード大学心理学博士、ヘルスサービスリサーチ修士。南カリフォルニア在住。

「2019年 『UCLA医学部教授が教える科学的に証明された究極の「なし遂げる力」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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