楽しくなければ仕事じゃない: 「今やっていること」がどんどん「好きで得意」になる働き方の教科書
- 東洋経済新報社 (2019年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492046579
感想・レビュー・書評
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私は好き。気分が落ちた時に読みたい。
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悩んだときや辛くなったときに今後も読み返したい本
干場さんの生き方・思想に品性が溢れていて、読んでて元気になれます -
モチベーションが上がる本。
手元に置いておき見直す価値がある。 -
仕事について世の中でよく言われる10のキーワードに対して、著者の価値観・考えがまとめられた本。
著者の経験に基づく、自身の言葉で語られたメッセージなので、内容が濃く、とても心に響きました。
howto本ではなく、マインドについて書かれた本だと思います。仕事との向き合い方について考えたい方にはおすすめです。
1キャリアプラン
2効率
3好きを仕事にする
4夢をかなえる
5ロールモデル
6ワークライフバランス
7嫌われてはいけない
8リーダーシップ
9自己責任
10自己成長 -
太字の部分へ共感する箇所は多々あるのですが、その周りの話の流れが上から目線に感じてしまい、ちょっとしんどかったです。また、書きたいことをダラダラと書かれているだけ、とも感じました。
タイトルから『「楽しく仕事するにはどうするか」をポジティブに伝えてくれる本』を想像している人は、ちょっと雰囲気が合わないかな?と思いました。 -
『楽しくなければ仕事じゃない』(著:干場弓子)
付箋部分を抜粋します
・楽しいかどうかを決定するのは、起こっていることではなく、それをどうとらえるか、であり、その人の選択である(p5)
・しかし、世界は、今、自分に見えている、それだけのものか?
あなたの未来は、今、あなたに見えている、それだけのものか?
あなたの可能性を、あなたが今思っている範囲にとどめていいのか?(p22)
・小さなことから大きなことまで、人生の転機は「人」が連れてくる。誰かとの出会いが、人生を非連続的に、変える(p27)
・チャンスはいつも、あなたが思っていることの外にある。いつもやっていること、いつもあっている人の外にある(p33)
・社会人の勉強の目的は、アウトプットにあるはずだ(p41)
・いずれまた、あなたのところに「恩返し」は、あなたが何かしてあげたわけでもない人からやってくる(p48)
・何であれ、出し惜しみをしていると、本当に枯渇してしまう。めいっぱい出すと、減った分というか、その倍くらい
どこからか湧いてくるのは、お金もやる気も能力も同じだ。吸うより吐け。インプットの前にはアウトプットが
必要なのだ(p56)
・だから、焦らなくてもだいじょうぶ。
ケチケチしなくてもだいじょうぶ。
あなたがした努力は、必ず、あなたに返ってくる(p61)
・何であれ、一直線にほしいものにたどり着けるなんてことはめったにない。たいてい回り道をするもの(p63)
・目の前にこと、やってほしいと求められていることに、まずは集中する。じつは、そこに「好きになる」秘訣がある(p75)
・やっていることに、意味を与えることだ。もし、あなたの周りの人が、あなたの仕事について何も言ってくれないとしたら
自分で意味づけることだ(p95)
・あなたが解決したいと思っている社会課題×あなたの得意なこと
・「これはわたしがやりたいからやっている」と毎回、選択することだ(p99)
・本当の一流の人は「HAVE TO」を「WANT TO」に変える。
「やらなければならない」ことも「やりたい」ことに変えていける(p101)
・同じ状況の中でも、味わっている感情は違う。それは、性格の問題ではなく、選択の問題だ(p107)
・理由が必要なのは、やるときではなく、やらないとき(p125)
・いくら思っていても、行動に移さなければ、現実には影響を与えない。相手には伝わらない(p132)
・感動のある本というのは、感じて動く。すなわち、何らかの動きが起こる本だ。
行動が起こる。状態が変化する。すなわち、視点が変わる本。新しい視点をもたらしてくれる本(p136)
・最初から最後まで、行動を促すことを目的とすることを忘れない(p139)
・チャンスも、セレンディピティも、準備が整っている人のもとに訪れる(p141)
・ロールモデルを探すより、あなたがみなのロールモデルになれ(p151)
・学ぶことに貪欲だからこそ、誰からでも、すきあらば、機あらば、学び取ろうとする(p154)
・自分を過小評価してはいけないが、自分を買いかぶりすぎてもいけない(p180)
・チャンスは、いつも想定外のときに、想定外の形で訪れるが、と同時に、チャンスは、準備が整っている人のもとにしか
訪れない(p185)
・仕事は与えられるものではなくて、ましてや、やらされるものではなく、創り出すものだ(p187)
・少なくとも仕事の実務においては、創造力より想像力のほうがずっと大事(p219)
・たまたま自分に割り当てられた預かりものの才能、それはまだ、ほとんど外に表れていないかもしれないけれど
それを育て、磨く義務がわたしたちにはある。自分だけのためではなく、誰かのために。社会のために(p230)
・自己成長は、目的ではなく、結果なのだ(p235)
・事実は変えられないが、解釈は変えられる。そして、わたしたちはずべて、事実を解釈することで生きているからだ(p237)
・将来が不安なら、今の自分に投資する。
節約するより稼いだほうがずっと早い。それだけじゃない。そのほうが、楽しいから。プロセスが。
つまり、人生のゴールを幸せに「なる」とするな、ということだ。
だって「-になる」ということは、今はそうではない、ということでしょう?それでいいの?
人生は「現在」の積み重ねだというのに。
幸せとは、「なる」ものではなく「いる」もの。
今この瞬間「幸せでいる」ことのほうが、遠い先に「幸せになる」ことより、ずっと必要なことなんじゃないか?(p245)
・視点を変える 明日を変える(p256) -
干場さんが書いている内容は非常に共感できるものでした。
本書で書かれている「働く人を惑わす10の言葉」は個人的に「そうそう、そうなんだよ」と思えるものばかりでした。
世間的には良いとされているものが必ずしもそうではない。
自分の「仕事観」を肯定してもらった気がして、嬉しい気持ちになりました。 -
KUHSの戸村です。
30年以上仕事してきて、仕事に対する自分なりの考え方を言葉にできたりできなかったり。
この本には「俺の言葉じゃん」だったり、「そうそう!俺の言いたかったことはこれ!」と明確にしてくれたり、「なるほどね!」と気付かされたりがいっぱい詰まっていた。
要するに素晴らしい本だってこと。
あー社会人になる息子に読ませたい‼️ -
「楽しい仕事はあるが、楽な仕事はない」本田宗一郎の言葉を仕事場に掲げているという。お客様に対して、世界一のものが提供できなくて、お金を貰おうという人には、必ず後ろめたいことがあり、楽しく仕事はできるはずはない。世界一を提供しようと思ったら楽はできない。あたりまえのことを、さりげなく書いているところがよい。 気になるところといえば、文章表現で言いたいことはある。趣味の問題だし、直接本人に言うことにする。読者の方が、文章表現で気になるところがあれば教えて欲しい。人名・参考文献一覧と略号一覧を作成中。https://researchmap.jp/jodphzzc0-45644/#_45644