日本型資本主義と市場主義の衝突―日・独対アングロサクソン

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492222119

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  • [第3刷]2002年2月25日

  • 日本の資本主義システムとアングロサクソンモデルを比較して、
    日本の資本主義がいまだに抵抗力を有するとの議論を展開している。

  • NHKテレビで偶然ドーア氏のインタビューを見て、日本への深い理解と洞察に感銘を受け、この本を借りた。
    日独対英米という対比は新鮮であり、私としてはドイツについて知ることが多かったのが最大の利益だ。
    この本はリーマンショック前に書かれたが、「ウオール街のバブルが強烈な崩壊に見舞われない限り、グローバリズムの流れは変わらない」「日独の生活の質がこれから更に悪くなる」という予言は的中している。

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著者プロフィール

ロナルド・フィリップ・ドーア(Ronald Philip Dore)
1925年2月1日 - 2018年11月13日
イングランド南部ボーンマス生まれ、イギリスの社会学者。ロンドン大学名誉教授。専攻は日本の経済および社会構造、資本主義の比較研究で、日本の労使研究で著名な研究者。
1947年、ロンドン大学を卒業。現代日本語を専攻していた。1950年に東京大学に留学。ロンドン大学東洋アフリカ研究学院卒業後、サセックス大学、MITなどを歴任した。
主な代表作に、『働くということ』『金融が乗っ取る世界経済 - 21世紀の憂鬱』『誰のための会社にするか』『学歴社会』『幻滅』『日本型資本主義と市場主義の衝突』など。

ロナルド・ドーアの作品

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