なぜ、DXは失敗するのか?: 「破壊的な変革」を成功に導く5段階モデル

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492396599

作品紹介・あらすじ

DX(デジタルトランスフォーメーション)の70%は失敗している!
P&G、ネットフリックス、スペースXなど豊富な事例に学ぶ
DXを「DNA化」させるまでの実践的アプローチ

【DXの5段階モデル】
ステージ1 基礎:販売、製造、財務など内部プロセスの自動化
ステージ2 個別対応:個々の業務、事業部が変革プログラムを実施
ステージ3 部分連携:部門間で連携されたプログラムを実施
ステージ4 全体連携:組織全体でデジタルプラットフォームを構築
ステージ5 DNA化:変革が永続的な組織文化として定着

規律あるイノベーター、進化し続ける究極のマーケットリーダーになる


【主要目次】
Part 1 なぜDXは失敗するのか、それにどう対処するのか
第1章 産業革命をどう生き残るか
第2章 DXの5段階を進むための規律

Part 2 DXの5つのステージ
ステージ1 基礎
第3章 献身的なオーナーシップ
第4章 反復

ステージ2 個別対応
第5章 権限強化
第6章 梃子の選択

ステージ3 部分連携
第7章 効果的な変革モデル
第8章 戦略の充足性

ステージ4 全体連携
第9章 デジタル再編成
第10章 知識のアップデート

ステージ5 DNA化
第11章 アジャイル文化
第12章 リスクを検知する
第13章 P&GのNGS変革
第14章 DXの成功に向けて

監修者による日本語版への解説

感想・レビュー・書評

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  • DXって明確な定義がなく、皆何をやっていいのかわからないのでは。五段階の明確な目標をかかげ、最終ゴールから、前倒しして各段階のタスクを振り分けています。EY監査小林氏が巻末に図表付の監修を付記頂いてうれしい。

  • 世の中で騒がれているDXの本当の効果とその取り組み方を事例を挙げて説明している。

  • 勉強になります

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著者プロフィール

トニー サルダナ
DXのコンサルティング会社、トランスフォーマント(Transformant)の代表取締役。P&Gでの27年間のキャリアを通じて、同社のグローバル・ビジネス・サービス部門(GBS)とIT部門の業務運営、DXを指揮。グローバル・シェアードサービスおよびIT部門のバイスプレジデントを務めた。現在は、DXを進める企業の役員およびCEOへのアドバイザーを務める。インドで育ち、キャリア(60カ国以上で仕事し、6カ国に住んだ)を通じてDXに携わる。1990年代にはアジアのP&Gの全代理店に注文処理ソフト付きのPCを無償で配布し、標準化による業務効率化を実現。2003年には世界最大のグローバルITアウトソーシング契約(80億ドル)を管理。2005年にはジレットのCIOとして、同社の100億ドル規模の業務をP&Gのシステムに吸収。2009年にはP&GのITおよびシェアードサービス部門を中欧、東欧、中東、アフリカで主導。P&GのGBSのデジタルケイパビリティを再構築する取り組みでは、業界全体での破壊的変化という課題に、自身のDXに関する経験を総動員した。



「2021年 『なぜ、DXは失敗するのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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