作品紹介・あらすじ
本書は、米国の貿易赤字と日本の貿易黒字をめぐる問題に多面的な視点から接近して、問題の所在、不均衡発生のメカニズム、為替レート調整の有効性などを論じ、最終章において日本の黒字と米国の赤字に関する将来展望を試みている。
著者プロフィール
花崎 正晴(はなざき まさはる)
1979年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業. 日本開発銀行入行. OECD経済統計局, ブルッキングス研究所, 一橋大学経済研究所, 日本政策投資銀行設備投資研究所長などを経て, 2012年4月より一橋大学大学院商学研究科教授. 現在, 一橋大学大学院経営管理研究科教授. 早稲田大学博士(経済学). 主要著書:Corporate Governance and Corporate Behavior: The Consequences of Stock Options and Corporate Diversification, Springer, 2016. 『コーポレート・ガバナンス』岩波新書, 2014年. 『金融システムと金融規制の経済分析』(共編著)勁草書房, 2013年. 『企業金融とコーポレート・ガバナンス』東京大学出版会, 2008年, 第50回エコノミスト賞受賞. 『コーポレート・ガバナンスの経済分析―変革期の日本と金融危機後の東アジア―』(共編著)東京大学出版会, 2003年.
「2019年 『変貌するコーポレート・ガバナンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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