あのブランドばかり、なぜ選んでしまうのか――購買心理のエッセンス

  • 東洋経済新報社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492554586

作品紹介・あらすじ

なぜ特定のブランドだけが買われ続けるのか、その理由を消費者心理の視点で解き明かし、さらにその知見をもとに購買を動機付ける実践的な法則にまで進化させた本。

感想・レビュー・書評

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  • 消費者の行動と起因がどんな時に発生するのかカテゴリ分解されていて整理されているので実際の事例と繋ぎ合わせていてとても読みやすい。

  • 不変的な法則という割には、法則の数が多く、普遍性をかんじることができなかった。逆を言えば、ブランディングには様々な可能性があり、いくつかの視点で真似ることでブランディングが成立するのだということは理解できた。
    自分のブランドをブランディングしたいと思ったときに、
    この本を参考にしながら、アイデアの元として使うのが良いかなと感じる。

    お金2.0とリンクさせるとすれば、
    ブランディングとは、
    どうやって、自社のサービス・商品を、
    「ポジティブな評価」として認識させるかの伝え方とも理解できる。

    結局は、認知の仕方によって、物の評価は変わる。
    見方は一つではなく、多彩。その中で見え方を
    コントロールするということでもある。

    いろいろなストーリ(28種?)の源泉と思えば、
    何度か読み直しながら、バリエーションとして記憶できるといいのかも。

    結局は、ブランディングは、他のものと違うことを際立たせることなので、
    ポジショニング論と似てくる。
    どの切り口で見ると、競合と違うのか?を考えること、
    適切な軸を設定して、特徴を浮かび上がらせる。
    そのための軸の考え方。その例として28個ある。

  • とにかく分かりやすい!
    以上!

  • ブランド戦略を絡めて講演する機会があり読んでいた本。
    どのような人間の心理がいかに作用するのかが書かれている。
    心理分析が明確。ためになった。

  • 危険な本だ, 2004/10/6


    この本は購買心理をうまく利用し、売れない商品でも売れるようにしてしまうノウハウが詰まっている。
    非常にマーケティングの本としては良い本だが、ある意味、消費者にとっては危険な本かもしれない。特に強いライバルを引き落とす戦略まで含まれている点が、でも消費者心理は簡単に変化させることができるのかも知れない。
    本自体は、「便益」「規範」「認識」「アイアンディティ」「感情」の5つのポータルに分け、その効用、利用法を説明している。
    それぞれ具体的な実例が紹介されているので、非常に理解しやすい。
    ただ、海外の事例ばかりなのでちょっとピンとこなかったのが、残念。この本の訳者が、広告代理店の人なので、日本版の本を期待したいところだ。

  • この本は最高です。小難しい概念的な本でなく、海外の事例を扱った○○法則てきな本ですが、コミュニケーション戦略の概念っていうのが、すっと理解できた本です。是非是非って感じです。

  • 「便益」「規範」「認識」「アイデンティティ」「感情」の購買動機から迫る!

  • まぁまぁおもしろい。

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