まるごと覚えて 頭も良くなる A4・1枚記憶法

著者 :
  • 東洋経済新報社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492558249

作品紹介・あらすじ

●世界記憶力グランドマスター・記憶力日本一を6度獲った専門家が伝授する、
 覚えるのが楽しくラクになる、独自メソッド。

●【英単語】【難読漢字】【専門用語】【年号】【クレジットカードの数字】
 【文章】【人の顔と名前】
 魔法のシートに一度書くだけ!
 一瞬で「ドラえもんひみつ道具」のような記憶力を手に入れる。
 
●ありとあらゆる脳力が1枚のシートで上がる!
 記憶力UP、集中力UP、思考力UP、想像力UP、言語力UP、非認知能力UP、行動力UP etc
 
●年齢は関係なし!
 小学生から高齢者まで、大量に覚えて、絶対に忘れない!

●資格試験、大学入試、語学学習、リスキリング、教養を深める、ビジネスに活かす、物忘れ防止に。

NHK『あさイチ』、TBS『マツコの知らない世界』など
メディアで人気の「記憶の専門家」が、
たった1年で記憶力日本一になった、
超簡単・独自メソッドを初公開!

以下の勉強法をしている人は注意!! 
もっと効率的な勉強法があります!
・試験前の一夜漬け ×
・マーカー箇所を下敷きでかくして丸暗記 × 
・ブツブツ唱える暗唱法 ×
・他人の考えた語呂合わせで強引に覚える ×

【池田式】絶対に忘れない技法
①自由に描いて脳にすり込む 【落書き式】
②キャッチコピーを考える 【ワンフレーズ式】
③似ている部分を探す 【類似式】
④気になることにツッコミを入れる 【ツッコミ式】
⑤複雑なモノは分ければ簡単 【分解式】 etc

【超簡単!】魔法のシートに書くとこんなに良いことが!
・大量に覚えられて、緊張してても忘れない。
・アイディアが次から次へ出てくる。
・会話がよどみなく話せ、言葉が出てくる
・多くの仕事が立て込んでも、優先順位を考え対処できる
・何時間でも同じことに集中して取り込める
・一つのことをあらゆる視点で考えることができる
・物事の本質を見極め、抽象化し、他分野でも活かせる
・EQ(非認知能力)を上げ、生きる力、人間力がつく
・三日坊主にさようなら。目標実現の力がつく。

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通りA4・1枚を使って最大限の効率で記憶する方法について、そのやり方と意義、背景を述べている。
    A4を4分割して、4分割された中にさまざまな種別の方法で記憶の①記銘②保持③想起を行えるようにしている。
    作者は40代からこの方法を使って記憶力を鍛えたそうで、社会人の学び直しにも有効と感じた。
    以前に読んだ「全米記憶力チャンピオンが明かすどんなことも記憶できる技術」よりも元の文章が日本語であることや、文化圏の違いもありこちらの本の方が実践しやすいと思います。

  • 脳の使い方や脳力の可能性に興味を持ち、独自に記憶法を編みだした著者。それが高じて、「記憶力日本選手権大会」に挑戦、初出場で優勝、その後も2014年から2019年まで連続優勝、2013年の世界選手権では課題を全クリアし、「世界記憶力グランドマスター」の称号を日本人で初めて獲得している。
    大変な経歴の持ち主だが、記憶力を身につける上で、脳の構造や働かせ方、メンタルの整え方を重要視しているようだ。
    著者の記憶法の軸になっている「A4・1枚記憶法」は、A4の紙を4分割し、第1象限に問いかけ、第2象限に答え、第3象限に文字による気付き、第4象限にイラストや落書きを書くというもの。要するに情報を言葉でなく、イメージ化して“圧縮“することでより多く記憶できるという。
    ただ、自分としては、これについては、実践へのハードルが高い感がした。
    共感を感じたり、参考にしたいと思った点を以下に挙げておく。
    ・知能には、若いときにピークが訪れる計算力、抽象的な思考力、IQなどの「流動性知能」と、長年の経験から獲得する知恵、洞察力、表現力、批判力、応用力などの「結晶性知能」があり、年齢を重ねた人でも、記憶力は伸びる
    ・記憶の方法として、何度も唱えて覚えること以外に「精緻化」がある。これは、情報を自分なりに新しい意味付けをしてから頭に入れる方法
    ・「精緻化」に基づく記憶法(著者はイメージするということから「IP化」と呼ぶ)は情報を記憶しやすいように分解、転換、加工、関連付けするテクニック
    ・「IP化」には、連想型、語呂合わせ型、パターン認識型といった技法がある
    ・脳は文字より絵や映像などの「イメージ」の方を優先的に覚えたり、思い出したりするようにできている。大量に覚える秘訣は文字情報をイメージ化すること
    ・記憶のコツは抽象化(新しい知識と既存の知識を組み合わせ再編集して、新しい考え方を生み出すこと)
    ・抽象的な言葉を具体的なものに象徴化する「具体化」と、具体的な言葉が属する概念を広げ、本質を掴む「抽象化」とを自由に行き来できる視座を持つことが大事
    ・記憶力を鍛えるとIQやテストの点数など基準が可視化できる「認知能力」だけでなく、可視化の難しい「心に関する能力」、「生きる力」、「人間力」といった「非認知能力」まで培われる

  • ちょっとこじつけっぽいなと思うところもあったけれど、素直に受け入れて実践してみたいと思う。
    具体的な方法論だけでなく、脳の特性、能力が先入観に縛られてしまうことなど、ちょっとした研究紹介みたいなのは、読んでて励まされた。

  • 暗記とEQ、4マス日記シート、手書き覚えやすい

  • 前半で記憶法の説明が端的に完了し、その後、活用例や効果の説明が続く。
    実践する事自体はシンプルなのでヨキ(^^)
    自分の経験と照らし合わせると納得点が多く、活用したい!と思いました。
    良書!

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著者プロフィール

池田 義博(イケダ ヨシヒロ)
世界記憶力グランドマスター
(一社)記憶工学研究所代表理事/所長。大学卒業後、エンジニアを経て学習塾を経営。
2011年、記憶法(アクティブ・ブレイン)と出会い、脳の使い方を学ぶ。 それ以降、人間のもつ脳力の可能性に興味を持ち、独自に様々な記憶法を極める。
2013年、「記憶力日本選手権大会」に挑戦し、初出場で優勝し記憶力日本一となる。
翌年から2019年大会まで、出場した6回全てで連続優勝という前人未踏の快挙を達成(2016年は不参加)。また、ロンドンで開催された世界記憶力選手権において課題を全てクリアし、日本人初の「記憶力グランドマスター」の称号を得る。
記憶力・脳力開発の研究を進め、2021年、一般社団法人記憶工学研究所を創設。自身の経験から独自メソッド「IP記憶法」を開発し、その普及のため活動している。著書、テレビ出演多数。


「2023年 『まるごと覚えて 頭も良くなる A4・1枚記憶法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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