スマホ時代のタスク管理「超」入門―「いつかやりたいこと」を「今からやること」に変換する
- 東洋経済新報社 (2013年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492581018
作品紹介・あらすじ
スマホ時代になって一気に脚光を浴びているのがタスク管理の技術です。紙では煩雑すぎて実行できなかったプロジェクト管理や未来の目標管理などをIT技術を駆使することで、誰でも手のひらで実行できるようになった時代の必須ノウハウを解説します。
情報化時代の昨今、何から手をつければいいか分からなくなりがちですが、タスク管理を行えば、いつでもどこでも本当にやるべきことに集中できるようになります。本書はタスク管理の巨匠コンビが書いた初の入門書で、仕事を「仕組み化」し、習慣に変えるノウハウを一読で誰でも学べます。
感想・レビュー・書評
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読み終えての第一印象は、「とにかく解りやすい」でした。
自分もタスク管理にはトライしつつもなかなか上手く活用できていませんでしたが、この本を読んで何が駄目だったか、どうしたら良いかが分かりました。
重要な内容は何度も出てくるので、読み終えたら内容を忘れていたという事もありません。
タスク管理が初めての人にも、既に管理中の人にも役立つ内容が多いので是非読んで欲しい一冊でした。 -
”GTD的なタスク管理方法を再構築するために読んだ。あふれかえる「TO-DO」をどう集めてくるかよりも、集めたタスクをどう管理して、リピート性のあるタスクをどう処理するかに主眼が置かれた解説本。
僕にとっては、具体的なツールの使い方でヒントがたくさんあった。
<読書メモ> 細かくはリンクした MindMap に書いてあるが、以下少しだけ抜き書き。
・タスク管理を行うことの7つのメリット(p.12-13)
#?繰り返し作業の管理、?夢や目標の管理 が僕にとっては重要そう。
・ルーチン化の威力を実感する
「たかが爪」から少しずつレベルを上げてみましょう。
すっぽかすたびに少しずつですが自体は悪化します。(p.42)
#まとめてやるより、その都度やった方が、結果的に得という話。
★時間帯をコンテキストにする。(p.53-54)
・起床後?出勤前
・出発?通勤時間?出社
・出社?仕事を始めるまで
・午前中のオフィス
・昼休み
・午後のオフィス
・夕方のオフィス
・退社?通勤時間?帰宅
・帰宅後のひととき
・就寝前
(略)
当然、似たようなタスクが同じコンテキストに集まってくることになります。(略)ここが非常に大事なところです。
コンテキストというものが機能しなくなるのは、あるコンテキストで抽出したリストの中に「そのときには処理しないタスク」が雑音になってしまう場合です。
#たしかに! @PC、@自宅 といっても幅が広すぎて…。
★「他人との約束」にはスターをつける(p.70)
・この際「全くやらなくてもいい」と思ってとにかく「5分」セットしてスタートしてしまいます。
このとき消音設定を外すのです。するとせき立てるような音がしますから、仕事に取り組む気持ちになれます。(p.85)
#あとに出てくる「しょうがない10秒だけやってやるか」と同じく、自分への暗示プレイ。
・すべてのタスクは動詞形になっているのが理想的です。(p.96)
#「どうしてもとりかかれないタスク」は個別の行動になるよう、動詞ごとに分割する。
・「タスク」とは開始時間は決まっていないが締切の決まっている用事のことで、「予定」とは開始時間が決まっている用事のことです。(p.98)
#予定だけの管理にならないように!
・メモの「受信トレイ」は毎日必ず「ゼロ」にする (p.110)
#紙のメモを書いてもいいので、必ず1日1回は「えらいリスト」へと統合すること!
・シャワーを浴びた直後にチェックするリスト(p.121)
#15項目を上から順に実施するだけ!
★「このタスクを終わらせれば、あるいはプロジェクトを達成すれば」本当に自分自身の満足につながるといったものがどれくらいありますか?(p.154)
#管理すべきタスクを間違えないこと。やってもしょうもないタスクをいくら詳細化し・ても管理しても、生産性はあがらない。
・なるべく「今日」や「明日」の項目を減らし、次々に後ろへ回していくのです。(略)
何がいいたいかというとなるべくやることを減らし、時間や心に余裕をもつのです。(p.73)
・割り込み対応としてよりよいやり方はやはり、リストにストックしておいてまとめて対応時間をとることです。心理的な負担はそのほうがずっと少なくてすみます。(p.183)
・最低でも「今日やること」と「明日やること」をまず決めることです。GTDにおいては「次にやることを明らかにする」ことを重視しているのですが、「次にやること」=「今日やること」とします。
★「今日やること」の中でも最初に手がけることは「受信箱をゼロにすること」です。これは「受信箱にいれたタスクをその場でやる」のではなく、まず受信箱の中のタスクを「今日やること」や「明日やること」に振り分けるだけです。
この作業は必ず毎日繰り返しましょう。(p.191)
#ここが肝かな。期限切れのままの放置を許さない、ということ。
・「今日の最初にやること」が「ファーストタスク」
#1日で最もたくさんの時間があるとき、最も精神力を備えているタイミングで何をするか。⇒ 最も緊急かつ、最も重要なタスク。タスクリストの先頭に「!」をつけて取り掛かろう。
・Q:ツイッターなど無駄なことをやりたくなったら?(p.205)
A:ツイッターをしたいと思い立ったら、その内容をタスクとして登録する。
#具体的に何がみたいかを書いてみると、単なる衝動を吸収することができる。
<きっかけ>
ネットで発見し、佐々木さんと大橋さんコンビだったので自信をもって購入。” -
具体的なツールの事例が少なく、説明も十分でないと感じた。超入門ということで詳細は省いたのかもしれないが、少し肩透かしな感じだった。
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タスク管理についてかなり具体的に書かれている本。
概念的なことは数多の本やブログで読んだが、「まず始めてみる」というコトについては、この本が一番だと思った。
あとは実践あるのみ。
ただ、スマホってタイトルじゃ無くても、この本の魅力は語れるんじゃないかなぁとも思った。 -
タスクは締切日ではなく「実行日」を示すべし。
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GTD
LifeHack -
仕事がうまく行かないとか、タスク管理ってどうやればいいのか、とか言う初心者向けの内容。そういう人にはとても分かりやすいんじゃないかと思う。
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