世界のマーケットで戦ってきた僕が米国株を勧めるこれだけの理由

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  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492733011

作品紹介・あらすじ

米国経済はリーマンショックの清算を終えて、いよいよ本格的な好景気に入っていこうとしています。今後、長期的にみても、米国は世界最強の経済力を有することになるのに加えて、ドル高・円安が進むとなれば、米国株に投資するのが最もよいというのは明らかです。
とくに、これから資産を築いていく若い人たちに対して、本書は米国株への投資を勧めています。

それでは、具体的に米国株投資で成功したい人はどうすればいいのか?
そのサワリの一部をご紹介すると、

1、外貨建て資産のポートフォリオとして、円に替えることなく長期で運用する。
2、米国ゼロクーポン国債との組み合わせで米国株式に投資する。
3、自分が働きたい会社、子供や孫に働かせたい会社に投資する。

もちろん米国株式への投資にはリスクがつきものですが、上記3点に配慮したリスクコントロールを行えば、
まず大きな失敗に終わることはないはずです。

感想・レビュー・書評

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  • (有名人との結婚で)今ちょっと話題になっている松本大氏の著作です。
    結果的には、米国株がすばらしいのでぜひマネックス証券で取引してください、という内容です。

    米国株式市場及び米国経済について
    ・米国は自国内で十分経済をつくっていけるだけの底力がある
    ・米国株式は中国等に比べオープンで、資産の安全性が高く、世界中の投資マネーが流れこむ
    ・米国経済の強さは「人口」「教育」「資源」の3点セットにある

    投資の作法
    ・リスクマネジメントが大事
    ・得意分野で勝負をする
    ・わからなくなったら降りる

    米国株式に投資するときのポイント
    ・外貨建資産として長期運用する
    ・米国国債のゼロクーポン債との組み合わせでリスクで抑える
    ・自分が働きたい会社という観点で銘柄を選ぶ
    ・最高値更新など割高に見えるところ、実際はPER14倍程度とこれまでの平均程度である
    ・インデックスは当たり外れがない
    ・シナリオ(今後の想定)を分散することで、銘柄を分散する

    第5章以降、マネックス証券の米国株担当チームが米国株の取引方法についてマネックス証券でのやり方を説明しています。その他、米国株式取引の基礎、税金(NISAとの関係で)の説明など。

    約半分が、結局マネックス証券での米国株式取引に関係する内容で、いわゆる広告本なので、もっと安くしてほしいところだ。
    松本大について他著はおもしろかったが本作は広告中心なのでちょっとイマイチ感あり。
    1章書いているマネックス証券のチーフストラテジスト広木隆の論評は以前から好きで、今回も分析に基づいており非常に面白い。

  • 米国株に対する心構えは勉強になった。

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  • マネックスの紹介のところは読む必要なし

  • マネックスによる米国株に関する本。
    若干広告要素もあるが、参考にはなる本
    <メモ>
    ・運を維持したいのであればリスクマネジメントをしっかり行うことが必要。さらにきちんとした人間=運のいい人と付き合う。かついつ絶好球が来ても対応できるように普段からしっかりと練習しておく。
    ・米国国債のゼロクーポン債と株式を組み合わせて投資する。今国債を金利分安く購入し、将来満額で償還される金額との差額相当を株式で購入すれば、将来的に株式がゼロになったとしてもペイすることになる。
    ・注文期日の表現 DAY 発注当日のみ有効
     GTC キャンセルされるまで無期限に有効
     GTD 指定日まで有効

  • なぜ、アメリカ株が資産運用の王道なのかを、データをもとに展開してくれる前半には納得感があります。

    後半は、致し方ないですが、どうしても、マネックス証券が、いかに、アメリカ株の投資に最適なのかを、アピールする内容に偏ってしまいます。

    ちょっと露骨に感じましたね。残念ですが。

  • マネックス証券の宣伝が織り込まれているのは仕方ないとして、各種経済指標の説明がわかり易かった。
    必要なところだけ飛ばし読みしてメモを取っていればすぐ読める。

  • 今の日本人にとってドル投資は必須だと個人的には考え実践しているが、この本で松本氏の話は冒頭1/3だけであり、後はマネックス証券のパンフレットと言っていいだろう。ただ、20年30年先償還のゼロクーポン債をつかって割引分で株(ディフェンシブとグロースを組み合わせると良いのでは)を買い放置する手法は、10代20代の若者には大変効果的だと思う。米国株は面白い。

  • 書いてある通り盤石な米国株ではないようであるが、取引きするならばマネックス証券がベストであることは理解できた。これをきっかけに他にも米国株に関する書籍を探求し、読破しようと思う。

  • 米国株投資の魅力を紹介。
    米国株式を取引するための方法や税制など、大枠を解説。
    マネックス証券のユーザー画面の利用方法も説明しています。

  •  著者のキャリアを築いた米国での仕事ぶりや、エピソード、哲学などが語られると思ったが、これらについてはすでに知られていることしか書かれていなかった。
     本書は、米国株を取り扱い始めたマネックス証券の宣伝である。なにしろ半分は、同社の関係者が執筆しているのだ。
     米国株に興味を持ち始めた人にはいいかもしれないが、題名がそぐわないと思う。ずっと日本にいたって、同じことを思う人はいくらでもいるだろう。

  • 表紙にマネックス証券代表取締役社長の松本大さんが登場していますが他にも4章「米国株に投資する際の参考ポートフォリオとアセットクラス」では広木さん
    第5章「米国株投資にあたっての基礎知識」では米国株担当チームと必ずしも松本氏の著書というわけではなくマネックス証券全体で作り上げた一冊となっています

    なぜ米国株を進めるのかというと様々な投資対象国・地域があっても結局のところ投資マネーは米国を目指す
    大きな暴落を経験しながらも長期では右肩上がりに推移していく回復力の強さが魅力とのこと

    そして当然ながら米国株を購入するにはマネックス証券の米国口座がもっともオススメという流れ

    米国は世界最大の時価総額ですしどこかの国ひとつだけを選択するとなれば自分も米国を選ぶでしょう
    ただ自分の場合はいくつかの利便性の点で国内の投資信託を選択しています

    最低単位での取引コストが日本国内の投資商品と比較して割高であること
    円からドルへ替える作業為替手数料
    コツコツ積立ができない
    上場株式やETFなので金額指定で買えない(国内も同様ですが)


    著書はマネックス証券が米国口座の特定口座対応の前に出版していたので現在ではいくつかの面で記載している内容が変わっています

    読んでいる本がたまたま古いだけの可能性もありますが・・・。

    特定口座に対応したことで損益通算は確定申告の作業をすることなく証券会社が代理で税務署に税金を納めることが可能です
    ※源泉徴収の「あり」で配当金受取方法が株式数比例配分方式を選択している場合

    本では次のページで紹介されている外国税額控除について配当金は全銘柄、米国・日本にてそれぞれ源泉徴収された状態で入金されてしまうので特定口座となった現在でも確定申告が必要となることは念押ししたほうがいいでしょう

    取引手数料5ドル(税抜き)やネット証券でもっとも早く特定口座に対応、プレ・マーケットやアフター・マーケットという時間外取引に唯一対応していることなどマネックス証券は意欲的に米国口座に力を入れているのがよくわかる一冊です

  • 米国株ついて取引したことのない人にお勧め

    米国株の魅力をマクロの視点から解説しており、なるほどと思った。またゼロクーポン国債と組み合わせた投資方法など、実際の投資方法にも触れており役に立った。

  • 後半はマネックスの宣伝色が強い気が。

  • マクロ環境分析(人口増加、経済成長、シェールガス、、、)から米国株式への投資が有利との整理は参考にはなった。(日本株に偏りがちだったので、米国を含む先進国株式への投資割合を数%増やした)

    ただ、いい銘柄を、いいタイミングで買うのが個別銘柄投資の成功の秘訣だとすると、米国の個別銘柄を情報格差もある日本人が現地に住み”土地勘”もある米国人他と競って買いに行く理由がインデックスは楽しくないというだけでは、済まないように感じた。(うがった見方をするとマネックスが米国株式の手数料を下げて、キャンペーンを張っているので、この本もそのPRの一環と取られかねない。)

    松本さんの他の著作に感銘を受けていたので、少々、残念な気もしたが、この本から米国株式のインデックス投資を重視すべきと考えるきっかけになったのは良かった。

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著者プロフィール

所属|Institution and Title
関西大学准教授 Associate Professor, Kansai University
専門分野|Area of expertise
日本中古文学 Classical Japanese literature
著書・論文|Publications
『源氏物語古注釈書の研究』(和泉書院、2018年)、『源氏物語を読むための25章』(共編著。武蔵野書院、2023年)など。

「2024年 『江戸の王朝文化復興』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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