ヒートアイランド

著者 :
  • 東洋経済新報社
2.75
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492800706

作品紹介・あらすじ

新世紀においても、都心居住者の増加は進み、熱くなる大都市の熱をどのように処理するかは大きな課題である。事実、地球の平均気温は一〇〇年間に〇・六℃上昇しているのに比べ、東京の気温は二℃以上上昇している。本書は、ヒートアイランドの実態とその対策を、建築や都市生活の面からわかりやすく解説することが狙いである。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ヒートアイランド現象対策




    河川と水辺環境を再生し、緑被率を増やし、風の道を作る


    ライフスタイルを変える。7、8月にバカンスを作り、夏季人口を減らす。


    都市のクラスター(ぶどう房)化を図る。川風、海風の通り道ができる。ヒートアイランドとクールアイランドを相互に存在させる。


    大深度地下を利用する。インフラ設備を地下に置き、地上を開放し、風道をつくる。物流幹線を敷くことで、窒素酸化物の排出が減る。






    啓発書であって学問書でない…そうだが、そんなこともないと思う。実際、読みにくかった。

  • 約二年前に読んだ本で、

    たしか数年前の東京都内における集中豪雨が何故起こったのか、温まった都市の冷やし方を説明してあった。

    内容的には、もっとひねりというか新しい発想ぐらい欲しかった。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

早稲田大学名誉教授、都市環境エネルギー協会会長、建築保全センター理事長(現職)。東京大学客員教授、日本建築学会長、早稲田大学理工学部長、日本学術会議会員などを歴任。2008年日本建築学会大賞受賞。主な著書に『この都市のまほろば』vol.1~7(中央公論新社)、『ヒートアイランド』(東洋経済新報社)、『都市環境学へ』(鹿島出版会)ほか多数。

「2017年 『超高層建築と地下街の安全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

尾島俊雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×