- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492961513
作品紹介・あらすじ
業界で話題の同人誌、ついに書籍化!
1000人近くの「ひとり情シス」との対話から生まれた、
IT人材不足時代への提言書
<ひとり情シスの気になるトピックが満載!>
・ひとり情シスが「2人」になるのか?
・セキュリティ対策はイタチごっこ?
・経営参謀として、ひとり情シスは小さなCIO
・いよいよゼロ情シスの時代が来るのか? 等
デルがひとり情シスに関する調査結果をリリースすると、当時の2ちゃんねるでは『【悲報】中堅企業で「ひとり情シス」問題が深刻化』というスレッドが立ち、話題となった。
しかし、果たして本当に【悲報】なのだろうか?
1000人近くのひとり情シスに会い、対話をしてきた著者ならではの愛ある目線で、ひとり情シスを取り巻く環境を分析し、様々なタイプのひとり情シスに向けて解決策を提案する。
ひとり情シス当事者だけではなく、マネジメント層にとっても働き方改革へのヒントが見つかる1冊。
本書の元になったテキストは、2017年10月に「ひとり情シス大会議」で配布され、関係者に好評を博した。今回、話題となったテキストに加筆修正を加え書籍化に至る。
感想・レビュー・書評
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3.1
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情シスの方々のリアルな困りごとを知る事ができて良かった。情シス未経験で情シスへの転職を希望している自分にはありがたい。
最終的なキャリアは、一人で全てをこなすスーパー情シス、かつ、経営層に近いビジネスな視点をもった情シスを希望する。 -
ひとり情シスの方たちの色々なエピソードがあるのかなと思ってたんだけど少し違い、多くのひとり情シスの話を聞く中で窺える状況だったり、活躍している方はこういう人、みたいな感じで、現場のより具体的な実情といったものではなかった。最後に附録で覆面座談会があるくらい。
仕事ってどこも大変だし、これができたら苦労しないよね、、ということもあんまり変わらないんだな、、と思った(苦笑) -
課題解決せず。
IPAのみありがとう。 -
自分の仕事においてもご支援の対象にもなる「情シス部門」がどんなことをしているのか知るために読書。
元々、情シスという部門は花形の立場ではない、という認識を持ってしまっていたが、少しイメージが変わった。
その企業のビジネスをITで支える、とても責任感と技術力が必要とされる立場と感じるようになった。 -
デルがお客様との対話を通じて得られた情報。日本の企業の9割を占める従業員100〜1000名の中堅企業のうち1/3では、情報システム要員が一人未満。1万名近い「ひとり情シス」がいる。誕生の背景、取り巻く環境、ソリューション、行動指針など。
当事者ではなく、ビジネスとしてサポートやソリューションを提供している側だからこそ、きちんと丁寧に、客観的に書けるのだと思いました。 -
何だろう。読みにくいw
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デルが行った中堅企業(従業員100名~1000名)IT動向調査によると、一人情シスが14%を占め、しかも専任担当者が一人もいない企業が13%に上るとのとのこと、本書はひとり情シスを中心に中堅企業のIT事情を綴ります。
一人情シスを取り巻く環境は予算が小型化するなか、担当者は多忙を極め、シャドーIT、セキュリティ、オンプレ、バックアップ、グローバル展開などの問題を抱えている。
これらの問題に対してデルが中堅企業向けひとり情シスソリューションを提供。そして、成功への行動指針は見える化、プロジェクトの割り切り、バズワードは枯れてから、ベンダーコントロールと説き、目指すはフルスタックエンジニアと鼓舞する。
前述の調査によるとIT予算が増加するに従い、働き方改革が実施されているとのこと、ITの新しい仕組みが導入すると当然一人情シスは多忙を極めます。そこで、一人情シスの働き方改革を支援することで、中小IT企業にも商機がありそうです。